関西外国語大学孔子学院

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは１０月５日（土）、中宮キャンパス・ＩＣＣで中国文化講座「中国手工芸品の世界」を開催しました。

講師は最初に陶磁器・刺繍・景泰藍など、中国国内外で有名な手工芸品について説明。中国古代の手工芸品を「宮廷手工芸品」「少数民族手工芸品」「民間手工芸品」の３つに分類し、それぞれ代表的な作品を挙げながら詳しく紹介しました。今回の講座では、多くの中国人に愛されている伝統的な民間工芸品である皮影、凧、切り紙、泥人形、吹糖人、中国結びなどを主に紹介しました。手工芸品の制作工程の動画を準備し、参加者の皆さんに工芸品の持つ芸術性について知っていただきました。

また、中国結びの種類や歴史を紹介した後には実際に手を動かして、「吉祥結」の形を作ってみる体験活動も行いました。講師の説明を興味深そうに聞きながら楽しんで制作に取り組み、好きな色の紐を使って自分だけの中国結びの作品の完成に挑戦！

講座の最後には、自分の作品の完成を記念して、写真を撮ったり、服やカバンに飾りとして付ける参加者の方も。今回作った中国結びは小さな小さな作品でしたが、中国工芸品から受け取れる大きな魅力を体感していただけたことと思います。