中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座「京劇特別講座」を実施

2019/11/16

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは11月16日(土)、中国国際京劇票友連盟日本支部の劉成様と孫莉様をお迎えし、中宮キャンパスICC(インターナショナル・コミュニケーション・センター)で中国文化講座「京劇特別講座」を開催しました。

 『四郎探母-坐宮』は一千年前の中国北宋時代、主人公の楊四郎が遼の国の捕虜となり、名前を木易にかえ、偶然遼の国の姫と結婚することになりますが、母親の事を恋しく思い、姫に自分の正体を明かす過程を描いたストーリーです。

 役者のお二人は、中国国粋の京劇の魅力をより良く伝えるために事前にリハーサルなど念入りに準備をされました。また、観客の皆さんには鑑賞・理解しやすいようにあらすじを紹介する宣伝冊子を配りました。京劇の特色ある美しい衣装で壇上に現れた時、会場のホールには大きな拍手が鳴り響きました。京劇特有の起伏ある綺麗な歌声が披露され、主人公たちの心情までもが表現され、京劇の芸術的魅力が伝わりました。

 舞台後、役者のお二人は観客の皆さんと交流を深め、様々な興味深い質問に答えました。例えば、京劇の名優梅蘭芳と日本との由縁や京劇衣装の特徴や用途、京劇特有の歌い方や動きなど、京劇全般の多彩な芸術性について紹介されました。その後、観客を舞台上に招き、京劇の歌い方や動きも教えていただきました。文化講座の最後には、観客の皆さんが続々と舞台の上でお二人の役者と記念写真を撮り、京劇に対する興味と好感を伝え、今回の特別講座は大いに盛り上がりました。

 
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