中国文化活動センターからのニュース

 

2020年春節交歓会を開催

2020/1/27

 

 

関西外国語大学孔子学院は1月24日(金)午後5時、まさに中国の暦で大晦日の夜になる時間に、関西外国語大学第3国際交流セミナーハウス(枚方市片鉾東町)では歓声と笑い声が響き渡り、大いに盛り上がる中で年に一度の春節交歓会を開催しました。本学の日本人学生と中国人学生、孔子学院中国語講座受講者、枚方市日中友好協会からの来賓、孔子学院の教員やボランティア教員など合わせて80人を超える多くの方々が交歓会に参加し、庚子(かのえね)の年の到来を祝いました。

会場に入ると、まず目に飛び込んでくるのは壁一面に準備された抱負を書くためのスペースです。来場者の皆さんに新年に寄せる言葉を貼ってもらいました。そのほかにも赤く鮮やかな中国結び、美しい花の飾りや吉祥の灯篭、縁起の良い中国独特の飾りが会場のいたるところに飾られ、どこを見てもめでたい雰囲気です。

孔子学院は来場者の皆さんのために中国の年越しの雰囲気を体験し、中国文化の魅力を知ってもらえるよう、たくさんの文化体験活動を準備しました。中国茶のコーナーでは、中国茶の金駿眉と老白茶を用意。会場内にはよい香りが漂い、さわやかな味を味わっていただきました。なぞなぞコーナーには面白いなぞなぞを多数準備しました。たくさんの人が頭を悩ませて、時にはひらめきを発揮。見事正解した方には賞品が配られました。切り紙と中国結びのコーナーでは、「春」の字の立体切り紙と祝福と吉祥の中国結びの制作にチャレンジ。参加者が新年への期待と思いを寄せていました。書道のコーナーでは中国のお正月のおめでたい言葉を書きました。「福旺財旺運気旺,家興人興事業興(「旺」はさかんなこと、「興」は新しく始める、興すこと)」、「天地和順家添財、平安如意人多福」など年越しの雰囲気が高まる中、皆さんは一筆ごとに新年への願いを込めながら書いていました。

文化体験をした後は、いよいよ春節交歓会が開会しました。関西外国語大学孔子学院の靳衛衛院長、枚方市日中友好協会の山中卓会長が、参加者の皆さんに新しい年の始まりと孔子学院十周年のお祝いの言葉を述べました。次に、お楽しみ抽選会を開催、16人の幸運な来場者に素敵なプレゼントが贈られました。最後に、孔子学院のボランティア教員が「恭喜発財」の音楽に合わせ踊りを披露。会場の皆さんは明るく軽快な音楽のリズムに合わせて手拍子をしたり、簡単な歌詞を口ずさんだりしながら交歓会はクライマックスを迎えました。

その後の夕食会では、中国の火鍋を囲んでおしゃべりをしながら「除夕围炉(中国の大みそかの団欒と夕食)」を楽しみました。最後にこの日の夜の主役、アツアツの餃子が振る舞われました。参加者の皆さんは美味しい料理をいただき、互いの幸せを祈りながら、中国の年越しの楽しい時間を過ごしました。

 
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