中国文化活動センターからのニュース

 

「日本人家庭訪問交流プログラム」を実施

2020/2/15

 

 

2月12日(水)関西外国語大学孔子学院中国側院長とボランティア教員たちは枚方市日中友好協会森田洋子理事宅を訪問し、第3回「日本人家庭訪問交流プログラム」を実施しました。

当日、森田理事は中国語をきっかけに孔子学院でご縁があり、良い友人関係を築いておられる孔子学院市民講座受講生の榊原様、鈴木様、朝田様も特別にご招待!今回を機会に皆様が一堂に集まり、中国語で近況や興味深い話を分ち合い、場の雰囲気は始終和やかでした。

日本の方々にさらに中国の食文化の理解を深めて頂くために、孔子学院は美味しい涼菜(冷たい料理)、餃子の材料を準備し、一緒に餃子を作りました。皆で囲んで座り、餃子の皮を作り、具を入れ、餃子を包むことを楽しみました。餃子を作り終わった後、鈴木様はボランティア教員たちに日本の「たこ焼き」の作り方を教え、森田理事は皆のために日本の伝統料理のお寿司とおでんを作ってくれました。日中の友人が一堂に集まり、卓上には日中の美食が並び、皆で美味しい料理を楽しみながら、作り方の心得をシェアしました。日中文化の違いを話しながら、両国の友情を感じました。

昼食後、孔子学院は近年の中国茶葉の新しいブランド「小罐茶」を紹介し、滇紅(雲南省の紅茶)と大紅袍(最高品質のウーロン茶)をいれました。中国茶の良い香りと美味しさは喜ばれました。榊原様からは日本の色彩文化について紹介がありました。日本人にとって色彩は感情や美を表現する重要な手段であり、衣食住の各分野で独特な色彩文化が表れています。例えば、日本の「和菓子」は毎月違う色があり、日本の1万円札は21種類の色が混じり合い作られています。日本人は季節や場に合わせ、異なる組み合わせと色の服装や日用品などを選びます。榊原様の解説はとても親切で、皆聞き入り、日本の色彩文化に感嘆しました。

そんな暖かく楽しい雰囲気の中、今回の活動は終わりに差掛り、「時間が過ぎるのが早いね」、「またこのような活動を一緒にできたらいいね」と話しながら別れを惜しみました。

「日本人家庭訪問交流プログラム」は身近な活動で、6年間続けてきました。孔子学院はいつも日中の友好関係促進のために尽力しています。今回の活動を通じて、お互いに理解し合い、交流を深める良い機会となりました。

 
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