事務局からのニュース

 

第11回関西外国語大学孔子学院理事会を開催

2020/3/31

 

 

3月27日(金)午前、関西外国語大学孔子学院第11回理事会を双方向の遠隔会議の形式で日中両国をつなぎ開催しました。本学谷本榮子理事長(孔子学院日本側理事長)、北京語言大学倪海東校党委書記(同中国側理事長)、北京語言大学張宝鈞副学長(同中国側理事)、靳衛衛教授(同日本側院長・理事)、陳軍准教授(同中国側院長・理事)、本学短期大学部副学長谷本和子教授、北京語言大学国際教育管理処・孔子学院工作処陳麗霞処長、戸毛敏美孔子学院参事、吉川佳孝孔子学院事務局長、北京語言大学孔子学院工作処夏泉プロジェクトマネージャーらが出席。

理事会では「関西外国語大学孔子学院2019年度事業報告」「関西外国語大学孔子学院2019年度経費決算」「関西外国語大学孔子学院2020年事業計画及び経費予算」について審議し、すべて異議なく了承され、可決しました。

谷本榮子理事長は、「2019年は本学孔子学院創立10周年記念行事の開催、本学短期大学部生の中国留学実施に向けた具体的な調整、互いの大学職員のSD研修の実現、これら3つについて多大なる協力とサポートをいただいたこと、心より感謝申し上げたい」と感謝の意を表しました。また、「本学孔子学院は多くの行事があり、いずれも素晴らしい評価を得ている。これも北京語言大学の理事長、学長をはじめ多くの人の協力のおかげである」と伝えました。倪海東校党委書記は、「コロナウイルスで大変な時期ではあるが、共に乗り越えたい」と冒頭で述べられ、「関西外国語大学孔子学院は昨年60を超えるイベントを開催し、十分な実績をあげている。さらに中国語教育と成果(試験による検証)の両立を10周年記念行事の一つに位置付け、HSK・HSKKの実施では2,000人近くの学生が受験し、成功裏に執り行った。引き続き北京語言大学をプラットフォームとした若者の中国語教育のより一層の発展と交流の深化をともに進めていきたい」と述べられました。靳衛衛院長は、北京語言大学の10周年記念行事開催に対する支援に感謝し、初めて行われた大学職員のSD研修は非常に有意義なものであり、両校の今後の交流に寄与するものであると述べたほか、留学生の派遣や受入の状況、孔子学院奨学金による北京語言大学への学生の派遣状況について報告しました。そのあと引き続き、陳軍中国側院長からは、各センターが実施した行事やイベント、関西国語大学孔子学院が行っている中国語教育に対する優れた取り組みの報告を行いました。加えて、新型コロナウイルス感染症の発生に際して、中国語講座の受講者やボランティア教員らが寄せた中国へのメッセージが人民日報海外版に取り上げられたことも報告しました。

倪海東書記はこれら多くの活動に取り組む関西外国語大学孔子学院を称賛し、「現在のような困難な状況下で、中日の友好のニュースが取り上げられることを注目している。関西外国語大学孔子学院が2020年のプロジェクトにおいて、伝統的かつ先進的な取り組みを行うことが日中両国の友好的協力関係のさらなる良好な出発点となり、両校の連携協力も一段と強化され深まるものと信じている」と期待を寄せられました。

最後に谷本榮子理事長は、「関西外国語大学ではこの10年で孔子学院のステータスが着実に定着し、御殿山キャンパス・グローバルタウンを活動拠点に本学における中国との教育文化交流の中心的な柱となっている」と述べられ、今後のさらなる孔子学院の活躍と発展を祈念して、大きな拍手で散会しました。

 
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