中国語教育センターからのニュース

 

関西地区高校生対象「2020年度春期・夏期3日間集中講座」を開催

2020/9/1

 

 

関西地区高校生対象の「2020年度春期・夏期3日間集中講座」を実施しました。今回は、五日間の予定を三日間に短縮し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い延期となっていた春講座を8月7日〜9日、夏講座を8月10日〜12日に行いました。感染拡大防止の観点から、オンラインツールのZoom、BlackboardとQuizletを活用して実施。春夏講座合わせて、関西地区の34高校から63人の高校生、関西外大生と中国人留学生の13名が参加しました。

高校生たちは初めてのオンライン授業で初めての中国語に挑戦。高校生は毎日異なるグループ(3〜5人)に分かれて、中国概要・中国語の発音・中国語会話・語学学習に関するプレゼンテーション・ミニスキット発表と、不慣れな機器に悪戦苦闘しながらも頑張ってくれました。

「オンライン授業と対面授業における語学教育の長所と短所」というテーマでのプレゼンテーションでは、オンライン授業の利点として、留学生のスタッフさんのように海外からも参加できる、周りを気にせず大きな声で発音練習できる、交通費がかからない、通学時間を勉強時間に充てられるなどの前向きな意見が多く挙げられていました。また、「私たちの身近に感じる中国」というテーマに対しては、電車のアナウンス、駅の看板、中華街、中国料理、漢字、中国からの留学生などの例が多数挙げられ、私たちの周りで感じることができる中国が本当にたくさんあることを再確認できました。

通信環境の不具合は一部あったものの、三日間を通してグループに分かれての会話練習やペア練習も問題なく行え、スマートフォンやビデオ機能をうまく活用して、ミニスキットも上手に発表できました。

次回は、2021年春に集中講座の実施を予定しています。

 
ページの先頭へ戻る