中国文化活動センターからのニュース

 

オンライン文化講座(後期)「故郷の味②~南方地域編」を開催

2020/12/7

 

 

12月5日(土)、関西外国語大学孔子学院はオンライン文化講座「故郷の味②~南方地域編(浙江・広東江西・広西の美食、シーフード春雨ポットの作り方の紹介)」を開催しました。たくさんの孔子学院中国語講座受講者や関西外国語大学の学生・職員が講座に参加しました。

講座では、皆さんと一緒に孔子学院ボランティア教員の故郷をオンラインで訪れました。今回は、江西省・浙江省・広東省の地域ならではの美しい風景、人々の生活や文化、特色ある食べ物など、バラエティ豊かで面白い中国南方地域の美食文化を探訪しました。

江西省の飲食文化は奥が深く、中原文化(中原:黄河中下流域の平原)と南方漢文化が融合する地であるため、南方独特の美食の原点でもあります。浙江省は東側に海があり、河川が入り組み交易が盛んで物資が豊富であることから、中国では有名な富のある地「魚米之郷」と言われます。広東省はその有利な地理的条件により、国内外の美食の技を取り入れ続けることで、様々な食材や調理法により質も味もよい独特の飲食文化を創り出し、「食在広州(食は広州にあり)」と称されています。

飲食というものは、その地域の文化を表すものです。どの美食もすべてその地域の人々にとって忘れられない味であり、生活の中の宝物と言えます。講座の最後に、「シーフード春雨ポット」の作り方を映像で紹介しました。この映像は、私たち関西外大孔子学院の教員が、日本でも手に入れやすい食材や調味料を使って美味しく本格的な中国の味を簡単にご家庭で作ってもらえるように、との思いで作成しました。

今回をもって今学期の「漫步中华艺术殿堂,品味中华特色味道(中国の芸術を学び、特色を味わう)」シリーズのオンライン文化講座(後期)は終了です。また来年、たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています!

 
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