中国文化活動センターからのニュース

 

島根県立大学で中国文化講座を開催

2020/12/11

 

 

12月6日(日)、関西外国語大学孔子学院の教員4人が依頼を受けて島根県立大学を訪れ、総合政策学部で中国語を学んでいる2年生の皆さんに「中国茶文化」「中国画」「民間芸術」「太極文化」の4つのテーマで、内容豊富で特色ある中国伝統文化講座を開催しました。

茶文化の講座では、「お茶の6つの分類・お茶をいただく際の礼儀」などの知識を得た後、講座に参加した皆さんには、「滇紅(中国の紅茶の一種)」と「熟プーアル茶(熟茶:普洱生茶を多湿状態に置くことで、菌による発酵をさせて作られる)」を味わっていただきました。お茶の素晴らしい香りやお茶を入れる講師の優雅な所作に惹きつけられ、中国茶文化独特の魅力を堪能。中国画講座では、中国絵画芸術の素晴らしさを学んだ後、「10筆(画)で描けるパンダの描き方」を習い、講師と一緒に実際に描いてみました。可愛らしく個性豊かなパンダが紙の上に生き生きと描かれ、中国画が完成! 民間芸術の講座では、凧や年画(春節に民家内部や門口に飾られる画)、切り紙などの中国伝統民間芸術を紹介しました。さらに実際に手を動かしながら、幸せな生活への願いが込められた中国結びである「吉祥結」に挑戦。太極文化の講座では、扇を使った演舞を鑑賞、一緒に簡単な動作を学びながら、力強さと柔らかさの両方を備え持つ心地よい太極文化の魅力を体験していただきました。

関西外国語大学孔子学院は今後も島根県立大学との協力関係を深め、より多くの日本の学生に中国伝統文化を学ぶ機会を提供し、中国文化や中国語学習への興味をさらに持っていただけるよう活動を続けます。

 
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