中国文化活動センターからのニュース

 

「岐黄之道——中医学と伝統文化」オンライン講座を開催

2021/3/8

 

 

3月5日(金)午後、北京語言大学と関西外国語大学孔子学院が共催する「岐黄之道——中医学と伝統文化」オンライン講座が始まりました。この日は中外から60名余りの中医薬愛好家が参加。中国側院長陳軍先生、北京語言大学邱萍主任、教員代表賈鳳麗先生及び孔子学院中国語講座受講者代表の森田洋子さんが開会の挨拶を行いました。本講座は1回120分、3月13日(土)までの間連続して、全部で7回開催されます。

中医学と京劇・武術・書道は中国の「四大国粋」と言われ、また中国の伝統文化の宝でもあります。第一回目の講座は、中国中医科学院研究員兼主任医師の楊金生先生が担当されました。楊先生は日常生活から話をはじめ、分かりやすく中医薬の天人合一(人と天地自然が相応している)の考え、陰陽五行や三因制宜(疾病発生の原因、因時・因地・因人を考慮して適切な治療を行う)等について説明しました。また、自然との融合・体と心の健康・飲食・運動・病を未然に防ぐ方法等について紹介。最後に薬穴同源(薬とツボは同じように大事)の理論で人体のツボの作用を説明しながら、よく見られる頭痛や不眠症などの治療方法を紹介し、受講者の興味を引きました。実際にツボを押しながら講座を受け、中医薬の知恵を学びました。

 
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