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第12回関西外国語大学孔子学院理事会を開催

2021/3/31

 

 

3月30日(火)午前、関西外国語大学孔子学院第12回理事会を双方向の遠隔会議の形式で日中両国をつなぎ開催しました。本学谷本榮子理事長(孔子学院日本側理事長)、北京語言大学倪海東校党委書記(同中国側理事長)、本学短期大学部学長谷本和子教授、北京語言大学張宝鈞副学長(同中国側理事)、靳衛衛教授(同日本側院長・理事)、陳軍准教授(同中国側院長・理事)、北京語言大学国際教育管理処・孔子学院工作処陳麗霞処長、戸毛敏美孔子学院参事、吉川佳孝孔子学院事務局長、北京語言大学孔子学院工作処職員夏泉氏らが出席。

理事会では「関西外国語大学孔子学院2020年度事業報告」「関西外国語大学孔子学院2020年度経費決算」「関西外国語大学孔子学院2021年事業計画及び経費予算」について審議し、すべて異議なく了承され、可決しました。

谷本榮子理事長は、「今年で孔子学院創立12年となり、設立している6つのセンターが全て評価されるように北京語言大学の理解・協力を受けて精力的に活動を続けている。学生間の交流、互いの大学職員のSD研修、さらに学術面での交流を促進していきたい。北京語言大学から多大なる協力とサポートを頂いていることに心より感謝申し上げたい」と感謝の意を表しました。また、「本学孔子学院は多くのプログラムを遂行し、いずれも素晴らしい評価を得ている。これも北京語言大学の理事長、学長をはじめ多くの方々の協力のおかげである」と伝えました。倪海東校党委書記は、「新型コロナウイルス感染症で特殊な時期であるにもかかわらず、関西外国語大学孔子学院は多くの活動を実施した。2020年度には新しく4項目を増やされ、素晴らしい成果をあげた」と称賛され、「孔子学院は設立以来、双方の協力、支持のもと、学生間の交流や中国語教員育成の素晴らしいプラットフォームとなっている。コロナ禍の中、オンライン中国語講座や中国文化シリーズ講座、ムービー講座、SNSを活用した講座を開講し、ハイブリッド授業も実施され、豊かな成果をあげている。今後もお互いに協力して、中国語教育のより一層の発展と相互交流を進めていきたい」と述べられました。

靳衛衛院長は、「北京語言大学の多大なる支援に感謝し、新型コロナウイルス感染症で影響を受けている学生の留学交流、大学職員のSD研修などを徐々に回復していきたい。今後の対面での交流の再開に期待している」と述べられました。その後、陳軍中国側院長からは、各センターが実施した行事やイベント、関西外国語大学孔子学院が行っている中国語教育に関わる優れた取り組みの報告を行いました。また、日本孔子学院協議会の依頼を受け、会員大学に「関西外大孔子学院オンライン中国語教学及び文化活動における企画と実施」について報告し、関係者らから好評を頂いたことや、『孔子学院』院刊の取材を受け、オンライン中国文化講座について長文記事が載せられたことについて報告しました。

倪海東校党委書記は、これら多くの活動に取り組む関西外国語大学孔子学院を称賛。「現在のような困難な状況下で、オンラインプラットフォームを利用した新規プロジェクトを実施されたことは、関係者の現況に配慮した利便性に富んだ取り組みである。今後も引き続き、両大学間で協力し、中日両国の友好的協力関係の懸け橋となるような多彩な教育文化交流プログラムを推進・強化していきたい」と述べられました。

最後に谷本榮子理事長は、「本学孔子学院の今後の教育研究レベルの向上と北京語言大学との大学間交流の促進を一層進める。対面でお会いできる日を楽しみにしている」と述べられ、今後のさらなる孔子学院の活躍と発展を祈念して、大きな拍手で散会しました。

 
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