関西外国語大学孔子学院

関西外国語大学孔子学院は、中国語教育の推進と中国文化紹介の場として、留学生を対象に中国語の基礎を学びながら中国伝統文化を体験できる講座“Chinese Language Workshop”を実施しました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限等を受け、オンライン開講を続けていた本講座ですが、今学期はおよそ560名の留学生が来日できたことで、約2年ぶりに対面での実施が実現しました。

今年度は11月8日から29日までの毎週火曜日、計四回講座を実施。参加した留学生たちは中国語独特の発音の難しさと面白さに熱心に耳を傾け、楽しみながら発音練習に臨んでいました。今回の講座では、日常会話で使用する簡単な挨拶や話題等、実施回ごとに定められたトピックを通じて、中国語を学ぶ上で非常に重要な声調（四声）の発音からはじまり、漢字の成り立ち、漢字の種類（簡体字・繁体字）、文法やオノマトペについても触れました。自己紹介の場面では参加者から積極的に手が挙がり、習ったばかりの単語や文法を用いて堂々と中国語で話す姿が印象的でした。また、担当教員より各自の氏名や国名に漢字を当てて紹介される場面では、どのような漢字が使用されているか、どのような意味をもつか、どのような発音になるか等、興味津々な様子でした。

関西外国語大学孔子学院は、今後もこれらの活動を通じて「中国語」を学ぶきっかけを提供し、異文化交流とコミュニケーションの楽しさを感じてもらえるような取り組みを行っていきます。