中国文化活動センターからのニュース

 

あすたいむセミナー「中国書画」を開催

2016/7/30

 

 

関西外国語大学孔子学院は7月28日(木)、地域情報誌の発行等を手がける(株)関西ぱどのコミュニティクラブ「地球時間あすたいむ倶楽部」で中国書画のセミナーを開催しました。

まず、中国書画の分類について紹介しました。中国書画の題材は大きく人物画、細密画、山水画の三つに分類され、人、自然、人と自然が描かれます。これを中国では「画分三科」と言います。また、簡単には、写意(対象の外形を写すのでなく、その本質や精神性を表現する)と工筆(緻密に描く)の2つに分類されます。参加者の皆さんは大変熱心に作品を鑑賞したり、質問をしたりするなど、会場は活気に溢れました。

中国画の基本知識を学んだあと、実際に中国画の作成に取り組みました。参加者の皆さんは精神を集中させ、細い毛の筆を使って描きました。美しいハスのつぼみと花、輝いて綺麗な桜、まっすぐに伸びる竹、可愛い小鳥の絵など、いろいろな題材の画を紙の上に描いていきました。一時間ちょっとの時間の中でたくさんの作品を仕上げ、一番気に入ったものを選び、小さな“展覧会”を開催。セミナーに参加された皆さんから「中国画はとても面白いですね」「家に帰ったら客間に作品を飾ります」「今後はもっと練習したいです」などの言葉をいただきました。

関西外国語大学孔子学院は次回8月4日(木)に、あすたいむセミナーで「太極拳」のセミナーを開催します。どうぞご期待ください。

 
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