中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座―中国書画を開催

2016/11/7

 

 

関西外国語大学孔子学院は、10月22日(土)・29日(土)に「中国文化講座―中国書画(扇画の制作)」を関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センターで開催しました。今回の講座にも、中国文化に興味のあるたくさんの市民の方々にご参加いただきました。

10月22日の講座では中国扇画の歴史と扇子の作用として、儀礼や涼を得るために用いられていることと芸術作品として成立するまでの過程を紹介しました。現在、扇子は風情を味わう象徴であり、「怀袖雅物」という名称があります。扇には詩や絵が描かれますが、これらの題材は、山水、花鳥、人物、詩文の4つに分けられます。参加者の皆さんは著名な作品を大変熱心な様子で鑑賞していました。中国扇画の基本知識を学んだ後は、それぞれが自分の作品を作るためにレイアウトを考えました。関西外大孔子学院は、今回、扇子とうちわ、2種類の白地の扇を準備しました。皆さんは筆を手に取り、下書き用の紙に真剣に絵を書いていました。

10月29日には本学院講師が色を塗る方法を紹介した後、参加者の皆さんは自分の扇作りに取り掛かりました。美しい蘭や桜の花、水中を泳ぐ魚、米を啄ばむ小鳥など、思い思いの絵を描いていきました。1時間あまりの短い時間でしたが、世界に一つだけのオリジナル中国扇画を見事作り上げていました。

次回は、中国民間工芸品の講座を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしております。

 
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