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第7回西日本地区「中国語歌唱コンクール」を開催

2016/12/20

 

 

本学院恒例の西日本地区「中国語歌唱コンクール」(関西外国語大学孔子学院主催)を12月17日(土)、関西外国語大学学研都市キャンパスで開催しました。本コンクールは今年で第7回目を迎えました。

大学生・大学院生の部門と一般の部門(高校生を含む)に分かれ、合わせて28組37名の出場者が予選を通過し、17日の本選へと進みました。

午後1時30分にオープニングの時間を迎え、コンクールの審査を担当する中華人民共和国駐大阪総領事館教育室の張映川領事、旅日音楽家で阪南大学·奈良YMCA音楽学院の宋茜先生(審査員長)、神戸松蔭女子学院大学の古川典代教授、奈良女子大学の横山弘名誉教授、阪南大学名誉教授・漢文研究家の高橋庸一郎教授ら5名を紹介。開会の挨拶では関西外国語大学学孔子学院の賈卉中国側院長が、来賓や審査員、出場者に向けて熱烈な歓迎の気持ちを込めて挨拶をしました。また、来賓を代表して張映川総領事館教育室領事が壇上に立ち、中国歌曲を愛する出場者の皆さんを心から称賛し、その親しみやすい挨拶と激励の言葉は会場に集まった人たちの印象に強く残りました。

出場者の年齢は幅広く、最年少は高校生、最年長は84歳の男性でした。いずれの出場者も、この日のために一生懸命に練習した曲に合わせて自慢の喉を披露。大学生の部では、関西外国語大学の他、大阪大学、沖縄大学、天理大学、神戸学院大学、神戸松蔭女子学院大学、名古屋外国語大学、神戸市外国語大学から多くの学生が出場しました。

今回大学生・大学院生の部で一等賞を獲得した神谷純輝さんは、この大会のために沖縄から飛行機で参加し、周華健の「花心」を熱唱しました。神谷さんは沖縄の伝統衣装を身にまとい、民族楽器の沖縄三味線を弾きながらのステージで、観客の大きな拍手に包まれました。一般の部は、広島から駆けつけた好井淳浩さんが一等賞を獲得しました。好井さんは中国の歌や文化に大変興味があり、これまでに何度もこの大会に出場しています。羅志祥の「愛轉角」を歌いながら薔薇の花を出すというマジックを披露し、観客からはたくさんの賛辞の声が上がりました。舞台上の出場者はそれぞれに気持ち・感情を込めて歌い、観客はその姿に熱い拍手を送り、会場は“素晴らしい中国歌曲”にどっぷりと浸っていました。

閉会の挨拶では、関西外国語大学孔子学院の靳衛衛院長が受賞者への祝辞と出場者の皆さんに次年度開催に向けての強い期待を述べました。すべての出場者が全力を出し切って美しい歌声を響かせ、“歌に国境はない”という言葉が表すように、本コンクールでは出場者と日中両国の観客とが一体となり歌曲を楽しみ、予定通り午後5時30分に閉幕しました。

審査の結果、第1部、第2部ともに1等賞が1組、2等賞が2組、3等賞が3組選ばれた他、審査員特別賞が各部1組選ばれました。受賞者は以下のとおり。

【第7回西日本地区「中国語歌唱コンクール」の結果】

第1部(大学生・大学院生の部)

一等賞 神谷純輝  沖縄大学

二等賞 西恵理華  関西外国語大学

二等賞 尾崎和輝  関西外国語大学

三等賞 賀谷友香  神戸学院大学

三等賞 近藤桃乃  関西外国語大学

三等賞 須田滉大  名古屋外国語大学

審査員特別賞 島尾拓也・大和田鶴・吉岡大貴  関西外国語大学

第2部(一般の部)

一等賞 好井淳浩  一般

二等賞 西田良美・荒谷彩香  関西創価高等学校

二等賞 荒牧辰寛  一般

三等賞 池乃大  一般

三等賞 芳村梨沙・藤井芙祈  関西創価高等学校

三等賞 杉本紀幸  一般

審査員特別賞 押田正幸  一般

 
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