中国文化活動センターからのニュース

 

あすたいむセミナー「太極扇」を開催

2017/8/17

 

 

関西外国語大学孔子学院は8月17日(木)、(株)関西ぱどのコミュニティクラブ「地球時間あすたいむ倶楽部」で「太極扇」の体験セミナーを開催しました。

新興的な運動の一つとして人気がある太極扇は、悠久の歴史を誇る太極拳と扇子を使った踊りを基礎として新たに生れたものです。太極扇は太極拳の動作と道具を融合させた成功例の一つで、武術と舞踊の動作、力強さと優美な柔らかさを併せ持っています。

セミナーでは太極扇の特徴について簡単に紹介した後、参加者の皆さんと一緒に柔軟性を高めるために、体を伸ばす運動をしました。体が温まった後は、扇の開閉の仕方を練習しました。優美な古典音楽が流れる中、熱心に練習し、扇がぱっと上手く開く瞬間はとても楽しそうな様子でした。続いて太極扇で基礎となる型と有名な扇の扱い方を紹介しました。また、太極扇をする際に気を付けるポイントなどを分かりやすく説明。1つの動作から始めて、2つや3つの基礎的な動作が組み合わされたものまで、一生懸命に練習しました。セミナーの締めくくりには、講師の指導に沿って“力強さと優美な柔らかさ”に挑戦しながら、36式養生太極扇を最初から最後まですべて通してみました。90分間の講座はあっという間に終了、最後は参加者の皆さんが太極扇を持ちポーズを決めて記念撮影をしました。

今回のセミナーでは、小さな扇をきっかけに“中国文化を知るための扉”を開くことができました。参加者の皆さんは身体を鍛える術を学びながら、中国武術の太極拳や太極扇についての知識も深めることができたようです。

 
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