中国文化活動センターからのニュース

 

関西外国語大学の大学祭「穂谷祭」で中国の食文化を紹介

2017/10/28

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、10月27日(金)と10月28日(土)の2日間、関西外国語大学学研都市キャンパスで開催された大学祭「穂谷祭」の会場に特別ブースを2カ所設けて、中国食文化紹介イベントを行いました。

ブースの切り盛りしたのは同大学・英語国際学部3年生の奥重直也くんたち有志の日本人学生と中国人留学生、孔子学院のボランティア教員たちです。中国食文化紹介イベントの当日は合わせて30人がオリジナルTシャツを着て、「手抓饼(中華風クレープ)」、「麻辣烫(辛いスープ)」と「茶叶鸡蛋(お茶と香辛料でゆでた卵)」を振舞いました。放課後にみんなが集まって一生懸命に制作した看板も、イベント当日の雰囲気を盛り上げるのに一役買いました。

長い行列が出来ていたのは「手抓饼」の屋台。本場中国でも手軽に食べられることから人気です。中国人留学生のアドバイスを受けながら、日中の学生が一緒になって粉を練り、生地を伸ばすところから作りました。訪れた人は豆板醤やパクチーなど様々なトッピングを選んで、自分の好みの味を注文していました。

中国留学を経験した日本人学生が口々に「ここだけ中国の香りがする!」と言っていたのは、「麻辣烫」の屋台でした。それもそのはず、中国現地で使われている調味料を使用し、孔子学院ボランティア教員の手で調理された“特別料理”。辛さと具だくさんのスープが魅力の一品に大勢の皆さんが舌鼓を打っていました。中国の朝食として定番の「茶叶鸡蛋」も評判! お茶と香辛料で茹でた卵は香りだけでなく、食感も独特。日本ではあまり馴染みがありませんが、本場中国さながらの「食」を体験していただきました。

日本人学生と中国人留学生が協力し合って盛り上げた孔子学院の中国食文化紹介イベント。学生たちの思いが伝わって、参加した皆さんには中国や中国文化をより身近に感じていただけたようです。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。そして、イベントを切り盛りしてくれた皆さん、お疲れさまでした。関西外国語大学孔子学院では、日中の文化交流や相互理解を深め、友好の絆を深められるようこれからも取り組んでいきます。

 
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