中国文化活動センターからのニュース

 

あすたいむセミナー「中国伝統工芸品鑑賞と干支の切り紙制作」講座を開催

2018/2/14

 

 

関西外国語大学孔子学院は2月13日、地域情報誌の発行等を手がける(株)関西ぱどのコミュニティクラブ「地球時間あすたいむ倶楽部」で春節の時期に合わせて「中国伝統工芸品鑑賞と干支の切り紙制作」の講座を開催しました。切り紙は、中国で歴史のある民間芸術の一つで、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。参加者の皆さんは一緒に切り紙文化について学んだ後、自分の気に入った図柄の干支の切り紙制作に挑戦しました。

講座では最初に「漢の武帝と李夫人」の話を紹介して、中国最古の切り紙の図案が唐の時代であるということを話し、皆さんに分かりやすく切り紙の歴史を説明しました。次に、春節、結婚、長寿のお祝いの3つをテーマにし、年年有魚(毎年ゆとりのある生活ができる)、おしどり、ザクロ(子孫繁栄)、寿桃(桃は不老不死の象徴)など、おめでたい図案の切り紙を紹介しました。また参加者の皆さんは、それぞれ好きな干支の図案を小さなナイフを使って熱心に切り、細部まで精巧で美しい切り紙の作品を仕上げ満足。家に帰った後も切り紙の作品を作りたいと話されていました。

今回の干支の切り紙制作の実体験が中国文化に触れる良いきっかけになり、日常的な身の回りの生活が少しでも楽しくなる機会を提供することが出来たのではないかと思います。

 
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