関西外国語大学孔子学院

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、４月１４日（土）と２１日（土）の２回にわたり、関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センター(中宮キャンパス)で中国文化講座「春の中国健康体操」を実施しました。

中国は古くより「養生」を重んじる国です。春になると、人間の身体は自然と外に向かって出ていくものが多いと考えらえるため、この時期の養生は「生」に重点を置き、春の気候に体を慣れさせ、また季節の移り変わりに順応する力を引き出す手助けをします。中国では「全民健身（皆が健康であること）」という考え方が現代の中国人の生活の中に深く浸透してきており、ラジオ体操はとても手軽で、一番取り入れやすい健康運動になってきています。本講座では、中国健康体操の起源やその歴史などについて、写真や実際の映像などを通して紹介しました。参加者の方々はその特長やテレビで放送される健康体操の「十大効果」についても学んでいただきました。

また、講座では現在最も中国で流行している『ラジオ体操第8』を紹介しました。この体操は誰でも手軽にできる体操で、スポーツ科学の観点からも、非常に体力を鍛えられると言われている体操です。参加者の方々には映像で『ラジオ体操第8』を視聴していただいた後に、講師と一緒に実際に体操にチャレンジしていただきました。「一、二、三、四…」というリズムに合わせて、和やかな雰囲気の中、腕を広げて胸を開き、腰をひねって足を蹴り上げる、体を伸ばすなどの動作を一つ一つ練習していただき、楽しく体を動かしていただきました。

気持ちの良い春の陽気の下、皆さんも一緒に体操を楽しんでみませんか。