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2018年度日本孔子学院協議会で関西外国語大学孔子学院が成果発表

2018/10/22

 

 

10月20日(土)、2018年度日本孔子学院協議会が学校法人兵庫医科大学中医薬孔子学院で開催されました。孔子学院本部の馬箭飛副総幹事、中国駐日本国大使館の胡志平公使参事官、兵庫医科大学中医薬孔子学院の新家荘平理事長、中国駐大阪総領事館教育室の呉勁松室長、孔子学院本部の各責任者、日本の14の孔子学院、3つの孔子課堂、3つの孔子学堂の代表者ら合計70人余りが出席しました。

会議では、国家漢弁の党書記で副主任の孔子学院本部馬箭飛副総幹事から孔子学院の未来展望について重要な示唆がありました。孔子学院の将来的な発展においては、現地の要望に沿った“本土化”された発展を重視すること。そして、特色ある発展を続けることで、その特色をより鮮明にし、より価値のあるものにすること。情報化やデジタル化を重視し、デジタル、情報、インターネット、頭脳型の孔子学院であること。また、これから先の孔子学院の発展に向けては多くの困難に直面することが予想されるが、意志を強く持ち、試練に耐え抜きながら、孔子学院全体が努力することでさらに多くの人に孔子学院を理解してもらえるようになることを強調。馬箭飛副総幹事は日本孔子学院協議会の存在意義を高く評価し、日本の孔子学院が互いに交流し学び合い、一致団結していくことでさらなる発展を遂げることが出来ると述べました。

今回の協議会では、関西外国語大学孔子学院が「関西外国語大学におけるHSK実施状況と上位級合格者の就職状況について」をテーマに発表しました。多くの学生のデータに基づいた分析により、HSK試験が学生の就職時に与える影響の大きさが良く分かる内容であったとの高い評価を受けました。出席者は発表内容に大変興味を持ち、各学院の代表者は次々に質問していました。また、続いて大阪産業大学孔子学院、武蔵野大学孔子学院、福山大学孔子学院からもそれぞれの孔子学院の事業・活動成果等について報告・発表がありました。

最後に胡志平公使参事官が、「孔子学院は特色ある中国語教育の現場であり、中国文化交流のプラットホームとして、中国研究の中心として、大学と社会の橋渡し役を担い、人々の交流の架け橋になるよう期待しています」と述べられ、会を締め括りました。

 
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