世界につながるヒントがここにある
関西外大ブランドサイト

とことんスペイン語と向き合い
さまざまな価値観に触れ成長できた。

とことんスペイン語と向き合いさまざまな価値観に触れ成長できた。

夢や目標を持つ
多様な価値観と向き合う
諦めず最後までやり切る
松井 杏楓さん

関西外大の留学プログラムでフルスカラシップを使い留学することを目標に、勉強に励み選考に突破。念願の留学に参加し、スペイン語だけでなく、さまざまな人々との出会うことで、多様な考え方や価値観に触れることができました。

[留学プログラム]イベロアメリカリベラルアーツ留学
[留学先]ネブリハ大学(スペイン)
[学びの分野]国際関係論
[奨学金]フルスカラシップ(留学先授業料・住居費・食費免除または支給)

<<Profile>>
 三洋金属熱錬工業株式会社勤務。外国語学部スペイン語学科2022年卒。留学生活で身に付けた異文化理解力や多様性に触れ相手に共感する力を、就職先でも発揮し人間としての幅を広げたい。

難易度の高い専門分野の授業にも積極的に参加。

 入学時からフルスカラシップで留学することを目標に、自宅からの通学時間も全てスペイン語の勉強にあてるなど、とことんスペイン語と向き合い努力を重ねました。そして、念願のスペインへ。日本人は自分だけという環境のなか、1学期目は留学生向けのスペイン語文法などの科目を履修しました。文法がでたらめでも堂々と発言するほかの留学生の姿を見て、間違えることを恐れずに話すうちに、上達している実感がわいてきました。

 2学期目は現地の学生といっしょに授業を受けましたが、難易度は格段に上がりました。印象に残っているのは、興味のあった国際関係論の授業です。専門用語が多く理解しづらかったため、先生の許可を得て録音した授業を家で聴き直したり、ノートを写しながらメモを書き込んで理解を深めたり。わからないことは積極的に質問しました。コロナ禍により、予定より早く留学を終えることになったのですが、先生から「あなたの素晴らしい頑張りを見ていました。本当によく頑張りましたね」と言ってもらえたことは大きな自信になりました。

自分とは違う価値観に触れたことで、自分自身を見つめ直す。

 大学以外でも日本とスペインの交流グループに参加し、旅行も楽しみました。冬休みの期間には、フランス、イタリア、バチカン市国、ドイツ、スイス、オーストリア、チェコ、モロッコとさまざまな国を訪問。たくさんの国の風景を見て、文化に触れたことで、多様な価値観や考え方があることを知ることができました。

 留学中の経験を通して感じたのは、さまざまな価値観のなかから自分で選びとることが大切だということ。例えば、日本では「人に迷惑をかけてはいけない」とよく言われますが、スペインでは「どんな瞬間もいっしょに立ち会うのが友人」と言われます。どちらが正しいかではなく、どちらの考え方が自分は好きか。語学と向き合うことは、自分自身と向き合うことだと実感しました。

合わせてチェック

現地の学部生と一緒にスペイン語で学ぶ「イベロアメリカリベラルアーツ留学」

外国語学部 スペイン語学科生を対象にした、スペイン語留学プログラム。スペイン語圏の協定大学で、学部レベルの科目を現地学生と一緒にスペイン語で学びます。

※本記事は「大学案内2023」を元に再構成したものです。資料請求はこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります