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留学という経験があったからこそ、
国際問題に関心を持つことができた

留学という経験があったからこそ、国際問題に関心を持つことができた

計画性を持って行動する
自らチャンスを作り出す
多様な価値観と向き合う
中橋 優真さん

洋楽が好きで、洋画が好きだった私ですが、英語は本当に苦手でした。しかし、3年次にアメリカへの専門留学でさまざまな気付きがありました。幅広い文化にふれることで国際問題に関心を持ち、グローバルな視点をもって働きたいと考えるようになりました。

英語キャリア学部 英語キャリア学科4年/出身校:大阪府立東高等学校  

1年次|Super IES プログラム

ー英語力をもっと確かなものにしたかった

関西外大に入学したのは、英語力をもっと確かなものにしたかったからです。高校生の頃、海外留学を経験しホームステイしたときに、英語の得意な人よりも雰囲気で話していた私のほうが会話できているという感じました。それなら、英語力をさらに身に付ければもっと気持ちを通わせることができる。そう考えた私にとって、Super IESプログラムはとても意義ある授業ばかりでした。授業の90分間、先生が一方的に話し続けることはなく、ペアを組んだり、グループワークをしたり、プレゼンテーションをしたり、質問をしたり、あるいは先生や他の学生からの質問に答えたり、常に能動的に授業に参加することが求められました。日本語だと雰囲気で察してもらいながら会話することもできますが、英語だと一つひとつのコミュニケーションが明確でなければなりません。さらに、英語力を伸ばすだけではなく、英語で専門分野を学ぶことで、1年生から留学の準備をしているのだという実感を持つことができました。

2年次|留学準備教育

ー日々交流や授業を通して、留学に備える

英語を使って海外の大学で現地の学生と一緒に学びたいと思っていたので、2年生になってからもプレゼンテーションやライティングのスキル修得をめざし、勉強に励んでいました。また留学に備え、自分が興味ある社会科学科目を中心に学びを深めていました。つまり、私にとって2年生は必修の専門留学に向けた準備期間でもありました。
関西外大では数多くの留学生と交流する機会もあります。私はオンライン上で留学生と英語で交流するボランティアに参加しました。自分から積極的に交流の機会を増やすことで、コミュニケーションで使える実践的な英語力向上に努めました。関西外大では、学びもプライベートも、すべてが将来グローバルに働くという夢につながるのだと感じていました。

3年次|専門留学

ーアメリカ・アラバマ州の大学での幅広い学び

2022年の夏から2023年の春まで、私はアメリカのアラバマ州にあるバーミンガムサザン大学に留学しました。アラバマの自然豊かな街にある大学だったので、とてもアットホームで落ち着いて学ぶことができました。ここでは、マーケティングなどのビジネス関係だけではなく、メディアや哲学、音楽文化などを履修しました。関西外大で多くの留学生たちと交流し、オールイングリッシュの授業を受けていたおかげで、最初から緊張することなく、リラックスして学びを吸収することができました。
また、留学中は先生に勧められて現地の非営利団体のインターンを経験したり、プライベートでは空手道場で子どもたちに空手を教えたりもしました。アラバマではスプレーアートなど、社会問題に直結するような事象を目にすることもありました。私自身の留学生活で人種問題などを感じることはありませんでしたが、人種問題を扱う博物館を訪れ、さまざまな資料などを見ることで、私自身も人種問題について考えることが多くなりました。1年間の留学で、国際的な視野を持ち大きく成長できたと思います。

4年次|学びを目標に

ー留学体験を次の目標に生かす

留学から帰ってからの1年間は、留学中に学んだことをしっかりと自分自身の将来設計へと変換するための時間でした。英語を学び、グローバルな仕事がしたいと考えたときに留学中に学んだ人種問題を始めとする社会問題への関心が自分のなかで再び大きくなってきました。ただ英語を使って仕事をするのではなく、英語というコミュニケーションツールを駆使して、自分がどこまで自己成長できるのか、また、周囲の人たちをどこまで幸せにできるのかが楽しみです。
卒業後は東京のコンサルティング会社で勤務が決まっています。そこで私はまず自分自身を強く成長させたいと思っています。関西外大で英語や専門分野の学びをしっかりと育むことが出来たという自信はあります。先生や友人、留学先で知り合った人たちと将来、笑顔で再会できるように、これからも成長し続けたいです。

※記事の内容は取材時点(2024年3月)のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。