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客室乗務員になるためにセカンドステージで
人間力を磨き、自分を成長させる

客室乗務員になるためにセカンドステージで人間力を磨き、自分を成長させる

夢や目標を持つ
自らチャンスを作り出す
他者に貢献する
岩垂 桃香 さん

短期大学部 英米語学科 2年
芦屋学園高校(兵庫県)出身

短大の2年間で将来を見据える

高校3年生の頃、進路を選ぶときに悩んでいました。将来、こんな仕事に就こうという明確な目標が持てなかったからです。ただ、母が教員免許を持っていたので、私も教員免許を取ろうということだけは決めていました。英語が好きだったので、英語を学べる大学は魅力的でしたが、高校時代、英語が好きなのにあまり成績が上がらず自信があまりありませんでした。

そんなとき、関西外大の短期大学部を知ることができました。短期大学部の魅力はなんといっても2年次を終える際の選択肢の豊富さです。そのまま就職するという道もありますし、また、4年制大学に編入学するという道もあります。それに、中学校の教員免許であれば、短大でも取得することができることを知り、まず2年間、短大で自分の力を試してみようと考えました。また、2年間で、自分のやりたいことが明確になるかもしれないという期待もあったと思います。

授業を通して自己理解を深め、成長につなげる

短期大学部には2年間必修の「K.G.C.ベーシックス」の授業があります。この授業では基礎的な人間力を引き上げることを目標にしています。社会人としてのマナーを勉強したり、日本と世界の知識を学んだり、自己分析や自分自身の将来について考える授業もあります。つまり、授業を受けていくなかで人として成長し、社会人になるうえで準備ができる学びがあります。

この授業ではSPIテストの対策も繰り返し行われるので、就職に向けた準備を整えることができます。また、自己分析によって、自分の長所や短所をしっかりと把握し、長所をどう伸ばすのか、短所をどう克服するのかを考えることで、客観的に自分自身を成長させることができました。そして、社会に出てから必要なレポートの書き方やプレゼンテーションなども学ぶことができるので、私にとってはとても有意義な授業でした。

このほかに、留学生と交流するというプログラムもあり、さまざまな国の人と交流し、コミュニケーションを取ることで、多様な文化、価値観にふれることができました。将来、英語を使った仕事をする人には、とても実践的なプログラムだと思います。また、このように実践的で多様なプログラムを通して学んだことが、私自身のやりたいことを少しずつ明確にしてくれたと感じています。

客室乗務員への憧れが目標になった

私はいま客室乗務員になることを目標にしています。そう思うようになったのは、関西外大の授業を受けているときでした。2年間で、いろんな資格をとっておきたいと考えていたので、さまざまな授業を受けていました。ある授業で元客室乗務員の先生から「夢は決まっているの?」と聞かれたとき、私ははっきりとした夢を持っていませんでした。しかし、ふと口から出た「客室乗務員には憧れています」という言葉に、先生は「向いているかも」と答えてくれました。自分ではどこが向いているのかわからなかったので、素直に聞いてみると「いつも笑顔だし、積極的に手を挙げているから」と言ってくれました。

そのときから私のなかで客室乗務員に対する漠然とした憧れが、将来の仕事という目標へと変わったのです。関西外大は客室乗務員など航空業界への就職に強い大学です。客室乗務員を具体的な目標と考えたときから、私は短大卒業後に編入学を考え始めました。もちろん、編入学は簡単ではありません。しっかりと勉強して編入学試験に合格する必要があります。しかし、客室乗務員を目標として考えると、もっと実用的な英語力を身に付けたいと考えるようになり、気持ちが引き締まりました。

語学を生かして、誰かを支える仕事をしたい

短期大学部には2年生になると、客室乗務員として現場で必要な英語表現をすべて学べる授業があります。さらに、客室乗務員の実務を学べる講座などもあり、エアラインスクールに通わなくても学内で客室乗務員になるためのスキルを吸収できる環境が整っています。

もちろん、授業以外にも英語力を強化するために私なりに勉強をしていました。特にTOEIC対策に力を入れていました。もともとリスニングが弱かったので、英語科の先生に相談をして購入した参考書を中心に勉強を進めました。昼休みや休憩時間も図書館でリスニングをひたすら勉強して、編入時にはしっかりと結果を残せるまでになりました。

参考書を教えてくれた先生もそうですが、関西外大は先生も友人たちもみんな人のために協力を惜しまないという印象があります。人とのつながりを大切にしている気がします。私自身も誰かのために役に立ちたいという気持ちが強くて、いまもバスケットボール部のマネジャーをしています。頑張っている誰かを応援したり支えたりすることにやりがいを感じます。もしかしたら、そんな気持ちがお客様をもてなす客室乗務員という仕事につながっているのかもしれません。バスケットボール部のマネジャーは編入後も続けたいと思っています。

夢を現実にするためのセカンドステージ

短大で学んだ後、編入学をするという選択をして良かったと心から思っています。短大の2年間で一区切り付けて、ファーストステージを終える。そして、しっかり成果を出してからセカンドステージに向かう、という流れが私には向いていたようです。他の大学と違って、関西外大はキャンパス内に4年制大学もあって同じ環境で勉強しているので、編入学という目標がとてもイメージしやすかったと思います。

自分のなかで一通りの学びを経験した気持ちがあります。そのなかで、自分の長所や短所を改めて見つめ直し、編入後にしっかりと自分を成長させていきたいと考えています。まず、客室乗務員になるための準備をしっかりとすること。そして、入学時から目標にしている教員免許を取得しようと考えています。客室乗務員と教員免許の取得をめざし、新たにスタートすることに今からワクワクしています。もっとたくさんの留学生と交流し、もっとたくさんの学びを得て、大きな空に自分が羽ばたく日を迎えたいと思います。

※記事の内容は取材時点(2024年3月)のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。