世界につながるヒントがここにある
関西外大ブランドサイト

アメリカから日本への留学。
より自覚を持てた自分自身の存在意義

アメリカから日本への留学。より自覚を持てた自分自身の存在意義

世界への好奇心を持つ
自らチャンスを作り出す
新たな価値を創る
TEISCH, Ryan Henry さん

<<プロフィール>>
イーロン大学(アメリカ)在籍
専攻:国際ビジネス

日本人が好きになり日本を知りたくなった

私はアメリカのノースカロライナ州にあるイーロン大学から交換留学プログラムで関西外大にやってきました。もともと日本の文化に興味を持っていました。日本の音楽を聞いたり、ラーメンなどの日本の食文化にも興味がありました。アメリカでもラーメン店は増えていますし、アニメはテレビで大人気です。そんな日本の文化への憧れが私の中にもありました。

さらにイーロン大学には関西外大からもたくさんの留学生がやってきていたので、アメリカでも日本人の友人がいました。そして、彼らを通して聞く日本文化にさらに興味を持ったことと、彼ら自身に好感を持ち親しくなったことで、いつの間にか自分も日本に行ってみたいと思うようになっていました。

日本に来なければわからない日本があった

日本に来て、関西外大で学んで、気が付いたことはたくさんあります。その中で最も印象的だったことは日本人がとても静かで礼儀正しいということです。もちろん、日本人全員がそうだと言い切ることはできません。アメリカ人のように自分の意見を伝えず、多くの日本人が自分の考えをうちに秘めていて、人前で自分の意見を言うことはほとんどありません。

誰もが自分のことに集中しているという印象なので、その中に入っていくのは外国人として少し緊張したり、居心地が悪かったりすることもあります。でも、すぐに気づいたのは少しでも交流を始めるとみんなが私たちを助けようとしてくれることでした。こういうことは、YouTubeで調べたり、インターネットで調べてもわかることではありません。もちろんそれは関西外大のなかで日本人の先生や学生たちとやり取りしている中でも感じました。実際に日本に来たからこそ、日本の良さがわかるという感覚が毎日のようにありました。

日本に関わるグローバルビジネスをめざして

私はまだ将来のことを明確には決めていません。しかし、できることならグローバルにビジネスを展開している企業で、しかも日本に関わるビジネスのキーパーソンになりたいと考えています。日本語を上手に話せる外国人はとても貴重です。これからさらにグローバル化が進み、日本がもっと他国に対してオープンになったとき、英語と日本語が使いこなせる外国人の存在はとても重要に思えます。しかも、その人が日本文化や社会を理解し、造詣が深ければその存在価値はより高まります。私はそんな存在になりたいと考えています。

留学生の代表としての自覚を持ち、人と接する

日本に留学してきて私が一番感じていることは、自分が外国人であることです。日本は世界中の国と比べると、外国人の人数が圧倒的に少ない国です。そのなかで、アメリカ人である私が存在することは私にとっても大きなプレッシャーです。

そう考えると、私はその経験を楽しまなければと思い始めました。そして、常に他人に対して親切で敬意を払える人間であろうとしています。それは、周りにいる日本人にとっては、私がアメリカからの留学生として母国の代表であるという強い気持ちを持つことが大切であると気付いたからです。関西外大で過ごす時間は、一人の人間として成長できる貴重な時間であり、かけがえのない環境だと私は思います。

※この記事の内容は取材時点(2024年3月)のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。