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英語を楽しく教えられる先生に!
そんな夢を実現するために挑戦し続けている

英語を楽しく教えられる先生に!そんな夢を実現するために挑戦し続けている

何でも挑戦してみる
多様な価値観と向き合う
仲間と共に乗り越える
井手野晴日さん

教師になる夢を持って入学した私は、留学や英語の資格試験、小・中・高の教員免許取得など、さまざまな挑戦を続けることで自分の世界を広げてきました。教師になったあとも、自分でやりたいことを見つけ、挑戦できる子どもを育てていきたいと思っています。
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英語キャリア学部 英語キャリア学科小学校教員コース4年/出身校:鳥取県立鳥取西高校

1年次|教えることの楽しさ

ー模擬授業を通して教えることの難しさと楽しさを知る

小学校の恩師からは挑戦することの大切さを教えられ、中学校の英語の先生には外国人向けのパンフレットを作るという楽しい経験をさせてもらいました。それが私の「英語を楽しく教えられる先生になる」という夢につながっています。
関西外大に入学後は1年生から平均週6回、英語の授業があり、聞く、話す、読む、書く力を伸ばしながら、さらに、小学校での外国語活動や英語の指導力を身に付けることができました。同時に、小学校の国語や算数などの教科の授業も学ぶことができました。前期で教科を学び、後期でその指導法を学んだことで、教えることを体系立てて知ることができました。その上で、実際に同級生を生徒に見立てた模擬授業を経験できたことは、とても有意義で、教えることの難しさと楽しさを同時に身に付けられたと思います。

2年次|ボランティアサークル

ー小学生に英語を教えるボランティアで教えられたこと

2年生には「いきいき英語活動」というボランティアに参加しました。関西外大の近くの学校に通う小学生に英語を指導する活動です。簡単な英語のフレーズを覚えてもらったり、英語の歌を歌ったり、楽しみながら英語に親しんでもらうという活動でした。
関西外大での模擬授業は大学生相手ですから、進行もスムーズです。質問や疑問も予測できる範囲内。でも、本物の小学生たちは予測できません。興味を持つところも違うし、こちらが準備すればするだけ反応が良くなる印象がありました。子供たちに教えるという経験ができたことで、教えることの奥深さを知ることができました。

3年次|海外でのインターンシップ

ー教育の本当の意味をインターンシップで知る

小学校教員コース生を対象とした海外研修プログラムに参加し、マレーシアの大学へ留学しました。大学で英語を学ぶだけではなく、インターナショナルスクールでインターンシップに参加して、グローバルな教育の現場を体験することができました。マレーシアのインターナショナルスクールにはさまざまな国の子どもたちが集まっています。英語での授業についてこられない生徒を私がフォローしようとすると、現地の先生に止められました。「多民族国家では英語ができないと生きていけない。だから誰かに助けてもらうのではなく、自分から話さないといけない」と。このとき、教育の本当の意味を理解した気がしました。
また、マレーシアでは難民の子どもたちが通う学校も訪問しました。そこでは日本の文化を紹介する時間を作ってもらって、自己紹介をしたり挨拶をしたりして交流しました。このとき、子どもたちが私たちと会うことを楽しみにしていてくれたことが伝わってきて、言葉にはできないけれど、教えるという仕事の大切さを再認識できたと思います。

4年次|教育実習

ー挑戦できる力を子どもたちに届けたい

3年次には小学校の教育実習、4年次には中高の教育実習に参加しました。何にでも目を輝かせる小学生、自分の興味あることだけ熱中する中高生。でも、自分自身を成長させたいという気持ちは子どもたち全員が持っているはず。それは私自身が挑戦し続けることで手に入れた価値観です。そして、海外留学やインターンシップを通じて知ったグローバルな感覚です。
関西外大での4年間は、私が夢に向かって走ることをさまざまなプログラムや留学制度でサポートしてくれました。留学を終えた4年次も、教職教育センターを訪ねるといつでも相談に応じてくれる体制が整っていました。また、同じように夢を追いかける仲間たちとの切磋琢磨が私を成長させてくれました。関西外大で私が身に付けた力で、今度は私が子どもたちに挑戦し続ける力を届けたい。そして、子どもたちと一緒に考え、チャレンジできる先生になりたいと思います。

※記事の内容は取材時点(2024年3月)のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。