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「結」での生活や留学、交流イベント。
そのすべてが、自分を変えてくれた

「結」での生活や留学、交流イベント。そのすべてが、自分を変えてくれた

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自らチャンスを作り出す
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こんにちは、Take Action!編集部です。御殿山キャンパス・グローバルタウンには、留学生と外大生の交流を進める学生チーム「グローバル・イノベーション・プログラム(GIP)」があります。毎週、交流イベントを開催し、毎回100人ほどの留学生と外大生が参加し交流を深めています。この記事ではそんなGIPのメンバーとして活躍する英語国際学部 英語国際学科4年の小山帆花さん(大阪府立枚方高校出身)をご紹介します。大学生活を通じて自身が「変わった」と語る小山さん。何が彼女を変え、そして今、どんなことを思い描いているのか。お話を伺いました。

自分の未来は、いまの自分の行動次第

幼い頃からエアライン業界に興味があり、国際関係のことを学べる高校へ進学しました。関西外大と同じ枚方市にあるということもあり、英語が得意な人の多くは関西外大へ進学するという環境。私も国際交流をしたいという理由で入学を決めました。

入学してからは、実際にエアライン系の講義を受けたり、先輩方のさまざまな体験談に触れたり、思っていた以上の発見や経験があることに気付かされました。印象的だったのはあるイベントで、自分の言葉で関西外大での学びや就職してからどんなふうに経験が生かされたかを語る卒業生の姿です。自分の行動次第で、挑戦の幅が広がり、そしてその先にある自分の将来をも変えていけるのだと確信しました。

留学生との日常で気づいた、気持ちを正直に伝える大切さ

環境を変えようと、2年生の秋からは留学生と外大生が共同生活を送る「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」に入居しました。そこでともに暮らすメンバーがみんな行動的だったこと、そして、その後の留学先でも自分からアクションを起こすことを求められる環境だったため、自分の考えもガラッと変わりました。

大きな変化のひとつとして、自分の意見や気持ちをなんでも話せるようになったことがあります。きっかけは、外国の方がなんでも率直に話す姿を素敵だと感じたことです。それまでの私は「気持ちは隠すもの」と思っていましたが「気持ちを隠すのは相手に失礼だよ」という彼らの考えに触れ、ポジティブなことだけではなく、ネガティブなことも含め伝えることの大切さを学びました。なんでも伝えていいんだと思うとふっと肩の力が抜けて生きやすくなり、自然と笑えるようにもなっていきました。そんな変化を実感するなかで出会ったのが、GIPでした。

自分たちが楽しむからこそ、多くの人に感謝される

4年生の8月頃、大学の職員の方からお声がけいただき、GIPへの参加を決めました。はじめは私でいいのかなと思いましたが「なんでもやってみる精神」でチャレンジを決めました。最初は私ともう一人の4年生のメンバー、そして職員の方で話し合い、興味のありそうな学生へ声をかけてメンバーを増やしていきました。

現在の主な活動は毎週火曜の定期イベント。言語交流やゲーム、日本のアニメ鑑賞など内容は毎回変わりますが、リピーターも含め、毎回約100人が参加してくれています。一番印象に残っているのは、オープンキャンパスで高校生向けに国際交流のプログラムを提供したときのこと。30〜40人の高校生が来場してくれ、あとでSNSのDMで「楽しかったです」「ありがとうございました」とメッセージまでいただきました。

実は活動をするなかで何が正解かわからなくなり、眠れなくて何度もメンバーに電話して話し合ったりすることもありました。結論は「一番楽しい案でいこう」。自分たちが楽しくないと、みんなも楽しくない。今はとにかく楽しくてGIPをやっています。

性格も、考え方も、見た目も変えてくれた関西外大

メンバーそれぞれが忙しく、参加するスタンスも違うなかで素直に意見を言い合い、助け合うことで成り立っているGIP。私がここまで継続できているのも、私が苦手な分野を得意なメンバーがやってくれるなど、それぞれが強みを活かしてやりたいことをやれているから。毎回100人ほどが集まる大規模イベントを、ここまで継続できるとは思っていませんでした。でも、できたのはやはり行動に移したから。挑戦してみないと何もわからないということに、改めて気づかせてもらいました。

GIPを含めて大学生活を振り返ったとき、当初は笑うことも少なく気持ちに蓋をしていた私が、こんなにも変わることができるなんて思ってもみませんでした。性格も、見た目も、考え方まで変えてくれたのが関西外大でした。卒業後も、1年生のときに見た先輩のようにエアライン系の講義を担当するなど、関西外大との接点は持ち続け、自分を変えてくれた恩を返していきたいと考えています。

※この記事の内容は取材時点(2024年3月)のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。