銘板除幕・孔子学院開校にあたっての理事長あいさつ

谷本榮子
学校法人関西外国語大学理事長
関西外国語大学孔子学院理事長
谷本榮子

中華人民共和国駐大阪総領事館の鄭祥林総領事、王路江理事長をはじめとする北京語言大学のみなさま、日本の孔子学院のみなさま、ようこそおいでくださいました。みなさまをお招きして、関西外国語大学孔子学院銘板の除幕式を執り行うことができますことは、関西外大理事長として無上の喜びでございます。大阪府日本中国友好協会の谷井昭雄会長をはじめ、学院の設立にご尽力いただいた方々に厚くお礼申し上げます。

鄭総領事には、今後の学院の運営上、さまざまな面でご協力をお願いすることになろうかと思います。ぜひとも、よろしくご指導の程お願いいたします。王先生には、今年8月の孔子学院設立の申請の際にも、9月の調印式の際にも、北京語言大学をあげてご指導を賜り、大きな後ろ盾となっていただきました。そのお陰をもって、設立にこぎつけることができたものと感謝いたしております。

関西外国語大学孔子学院は、穂谷キャンパスを拠点とし、外国語大学としてはわが国初の孔子学院となります。政治、経済などさまざまな分野で一段と存在感を高めつつある中国の大学との連携をさらに深め、日中間の学術交流、教育交流はもちろんのこと、関西外大の特色を生かし、アジア太平洋地域における中国語教員養成機関の中核として充実させていく考えです。

本日の銘板の除幕をもちまして、関西外大孔子学院は開校しました。いよいよ中国からの招聘教員や世界各国からの留学生の受け入れが始まります。学院の目標であります中国文化や中国語の教育と普及、中国語教員の養成、さらには日中友好、相互交流の深化に向けて積極的に取り組んでまいる所存でございます。 孔子学院は、中国交流センターと二人三脚で穂谷キャンパス活性化のけん引車になってくれることと思います。

ささやかな除幕式となりましたが、日本のことわざに「小さく生んで大きく育てよ」という言葉があります。本日お集まりいただきましたみなさまのご指導、ご協力を得まして、この孔子学院を立派に育てていくことが私たち関係者に与えられた使命かと考えておりますので、限りないご協力をお願いいたします。

 
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