KANSAI GAIDAI UNIVERSITY VISION

思い切ってかけた一言から、
すべてがはじまった。

英語がさらに好きになった、
教授との時間。

入学してしばらく経ったころ。「受け身で待っているだけでは、せっかくのグローバルな環境を生かせない」と感じた私は、自分から積極的に行動することにしました。授業でわからないことがあったので、外国人の教授に「オフィスに伺ってもいいですか?」と声をかけたのです。それがきっかけで、教授と週に1回、ランチをすることに。はじめは思うように英語が話せず、言葉に詰まってばかりいましたが、私が一文を言い終わるまで待ち、理解しようとしてくださる教授のおかげで、間違えることに対しての恥ずかしさが消えていきました。言葉に詰まっても、単語がわからなくても、とにかく自分が思ったことを口に出してみる。伝わらなければ、「この言い方ではダメなんだ」と学びが増えます。ひたすら挑戦を続けているうちに、授業のことはもちろん、趣味や週末のことだけでなく、世界情勢についてなど、深い内容の話ができるようになっていました。

どんな時も、自分から。
それが信頼関係につながる。

2年生になり、留学生と関西外大生約650人が「学」「食」「住」を共にする「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」に入居。さまざまな国の学生たちとの共同生活を通して、留学前に自分を鍛えたいという理由からでした。私は、入居者を日々サポートするレジデントアシスタントというポジションに就きました。ここでも大切だったのは、自ら動く姿勢。入居者と日ごろから積極的に交流し、元気がない様子なら「どうしたの?」と声をかけ、信頼関係を築いていきました。教授との関わりの中で培った経験のおかげで、ためらいもなく留学生とコミュニケーションをとっている自分がいました。言葉も生まれ育った国も違う学生たちが一緒に過ごすため、時には価値観や文化の違いから、衝突が起こることもあります。そんな時も、それぞれの気持ちを理解し、しっかり話をすることで解決できました。

ビジネスの知識を深め、
世界で活躍する人へ。

ドイツへの留学は、新型コロナウイルスの影響で途中帰国を余儀なくされましたが、与えられた環境で最善を尽くそうと思います。そして、将来は、企画やマーケティングの仕事に就き、リーダーシップを発揮しながら活躍したい。そんな夢に向かって、これからも自ら、チャンスを掴みとっていきます。

Profile

前原 淳樹

英語キャリア学部 英語キャリア学科
留学先:ルートヴィヒスハーフェン経済大学(ドイツ)(※)

高校生の時、サッカーの遠征でオランダへ。現地で異文化に触れたことがきっかけで、将来は世界で働くことを目標に、関西外国語大学に入学。2年次から「GLOBAL COMMONS 結 -YUI- 」でレジデントアシスタントを務め、3年次からはドイツのルートヴィヒスハーフェン経済大学に専門留学(※新型コロナウイルスの影響により途中帰国)。