KANSAI GAIDAI UNIVERSITY VISION

History 関西外大の歩み

1945-1966

はじまりは、終戦のわずか
3ヶ月後に生まれた
小さな「谷本英学院」。

「もう国と国が争う時代は終わった。これからは、世界中の人と人が理解し合い、力を合わせていく世の中にしなければならない。そのために必要なのは、語学力だけではなく、高い教養と広い視野を持つ国際人の育成だ」。そんな想いから、谷本昇・多加子夫妻が「谷本英学院」を創立。第二次世界大戦が終わった1945年8月から、たった3ヶ月後のことでした。学生の数はわずか8人でしたが、小さな学び舎には高い理想と熱意が溢れていました。
その後1947年に「関西外国語学校」、1953年に「関西外国語短期大学」を開設。そして、1966年には、念願の4年制大学「関西外国語大学」を、大阪府枚方市の片鉾に開設しました。従来の「外国語大学」ではなく、言語と文化の両方を探究できる、「外国『学』大学」と呼べる大学をめざし、文部省(現:文科省)と粘り強く交渉にあたった末の開設でした。

1953

関西外国語短期大学開設。当時はまだ短大が珍しかったこともあり、初年度の入学者は定員の半分がやっとでした。しかし、授業の充実や穏やかな校風が評判を呼び、その2年後からは定員割れすることなく現在に至っています。

1947

関西外国語学校開設。当初、校舎は民家四軒を買い取り改装したバラック。「長屋の壁をぶち抜いた教室、机は板を削ったままの状態だった」と当時の卒業生がのちに語るほど、簡素な造りでした。

1966

関西外国語大学開設。第1期生の入学式は、まだ講堂が完成しておらず、広場にテントを張った青空入学式になりました。

1947

関西外国語学校開設。当初、校舎は民家四軒を買い取り改装したバラック。「長屋の壁をぶち抜いた教室、机は板を削ったままの状態だった」と当時の卒業生がのちに語るほど、簡素な造りでした。

1953

関西外国語短期大学開設。当時はまだ短大が珍しかったこともあり、初年度の入学者は定員の半分がやっとでした。しかし、授業の充実や穏やかな校風が評判を呼び、その2年後からは定員割れすることなく現在に至っています。

1966

関西外国語大学開設。第1期生の入学式は、まだ講堂が完成しておらず、広場にテントを張った青空入学式になりました。

1967-1979

時代に先駆け、
真の国際人育成のための
制度を次々と実現。

1964年に東京オリンピックが開催され、日本が世界から注目を集めるようになった一方で、当時、日本から海外へ行くことはまだまだ珍しいことでした。ですが、「学生には、留学を通して視野が広く豊かな教養と知性を備えた国際人に育って欲しい」という考えから、創立者のかねてからの夢であった国際交流の実現にむけて動き始めました。
全米の3000近い大学から日本学の学科を持つ大学600校を選び、直々に手紙を書いて交流を呼びかけたのです。当初、返ってきた回答はわずか2〜3校でしたが、何度も交渉を重ね、ついに1968年、アーカンソー大学との交流が実現しました。
1971年には、交換留学制度がスタート。1977年にはハワイ校を設立し、日本初の海外キャンパスとして注目を集めました。1979年には日本の外国語大学として初の博士課程を創設。言語と文化の両方を探求できる「外国『学』大学」としてめざましい発展を遂げました。

1977

「本格的な留学の前に、もっとアメリカの文化に親しみ、理解を深められるように」。そんな考えから、関西外大の海外キャンパスとして、ハワイ校を設立。関西外大生の短期留学が可能に。(その後1980年に関西外大ハワイカレッジとなりました。)

1968

関西外大にアーカンソー大学の教授と学生ら19人を招き、国際交流がスタートします。

1979

博士課程創設。外国語大学の研究対象は、語学だけでなく文化全般であり、さまざまな国の文化や歴史、民族について深く理解できる人材を育成することこそ、関西外大の使命であると考えたからでした。

1968

関西外大にアーカンソー大学の教授と学生ら19人を招き、国際交流がスタートします。

1977

「本格的な留学の前に、もっとアメリカの文化に親しみ、理解を深められるように」。そんな考えから、関西外大の海外キャンパスとして、ハワイ校を設立。関西外大生の短期留学が可能に。(その後1980年に関西外大ハワイカレッジとなりました。)

1979

博士課程創設。外国語大学の研究対象は、語学だけでなく文化全般であり、さまざまな国の文化や歴史、民族について深く理解できる人材を育成することこそ、関西外大の使命であると考えたからでした。

関西外大DNA 1

常に改善を重ね、
世界標準の授業を行う。

留学生受け入れのために設置された留学生別科では、文部省(現:文科省)が基準を定める前から学生による授業やプログラムの評価制度を採り入れ、常に改善を重ね、質の高い授業や学生サービスの提供に取り組みました。特に授業は、世界の標準に合致しなければ留学生受け入れは促進できません。学生の声を取り入れながら、関西外大ならではの取り組みも精力的に推進したことで、海外におけるKansai Gaidaiブランドが確立されていきました。

1980-1999

外国「学」大学としての環境を
さらに充実させ、
グローバル社会を
見据えた新たな挑戦へ。

創立当初は8人だった学生数も、開校以来年々増加し、定員の3倍の学生を収容するほどにまで成長した関西外大。1984年には穂谷キャンパスを設置。さらに、1987年には、関西外大と海外の大学の学位を取得できる「米国学位留学」がスタートするなど、真の国際人を育成するための体制がますます整ってきました。
また、教育環境をさらに充実させるため、10年先を見据えて学園整備計画を策定。1996年には、グローバル化という時代の新たな波を見据え「国際言語学部」を開設。より多角的な視点を持ち、コミュニケーションに秀でた人材の育成にも取り組みました。

1993

アメリカの語学教授法を取り入れた「IESプログラム」が始動。英語だけでなく、幅広い思考力を身につけ、海外の文化を学ぶことも大きな目的の一つだったため、教員は海外から直接採用していました。

1984

穂谷キャンパスを設置。年々増加する学生に対してより良い学習環境を提供するために、自然豊かで静かな枚方市穂谷の地が選ばれました。穂谷キャンパスは「関西文化学術研究都市」の一角にあり、他のさまざまな大学や文化施設とともに、新産業・新文化発信に貢献しました。

1996

「国際言語学部」を開設。英語をはじめ中国語、フランス語、ドイツ語などの多言語を通じてさまざまな国や地域の文化を探究し、分析力と判断力を備えた人材の育成をめざしました。

1984

穂谷キャンパスを設置。年々増加する学生に対してより良い学習環境を提供するために、自然豊かで静かな枚方市穂谷の地が選ばれました。穂谷キャンパスは「関西文化学術研究都市」の一角にあり、他のさまざまな大学や文化施設とともに、新産業・新文化発信に貢献しました。

1993

アメリカの語学教授法を取り入れた「IESプログラム」が始動。英語だけでなく、幅広い思考力を身につけ、海外の文化を学ぶことも大きな目的の一つだったため、教員は海外から直接採用していました。

1996

「国際言語学部」を開設。英語をはじめ中国語、フランス語、ドイツ語などの多言語を通じてさまざまな国や地域の文化を探究し、分析力と判断力を備えた人材の育成をめざしました。

2000-2019

世界55カ国、約400大学と
提携する、
日本トップクラスの
国際交流拠点へと成長。

社会はグローバル化・多様化が進み、ますます目まぐるしく変化するようになってきました。そんな中で、関西外大は今まで培ってきたノウハウをもとに、さまざまな取り組みを展開していきます。2015年には海外留学生向けのグローバルインターンシップを開設。2017年には、より高度な英語教育を学内で展開するため海外の協定大学とプログラムの協働開発に取り組み、「Super IESプログラム」を始動させました。
2018年には、大学の一体運営を実現するため、中宮キャンパスの近接地に新キャンパスを建設し、「御殿山キャンパス・グローバルタウン」を開学。国際交流とグローバル人材育成の一大拠点が誕生しました。創立時から力を入れてきた国際交流は、現在55カ国・地域にわたり、約400大学と提携するまでに成長。海外留学生も欧米を中心に年間約700人以上にのぼり、国内トップクラスの規模を誇っています。

2015

「海外留学生グローバルインターンシッププログラム(KGIP)」がスタート。欧米で行われるインターンシップのように実務や実案件に携わり、日本の仕事環境を直接体験することができる本格的なプログラムです。海外の留学生が日本企業への理解を深めることで、グローバル社会で活躍する人材の育成にもつながっています。

2011

英語学と社会科学を融合した学びに取り組む「英語キャリア学部」を開設。英語でビジネスや国際関係、観光、教育、経済などの専門分野を学ぶことで、将来世界でリーダーシップを発揮できる人材の育成をコンセプトにしました。また、2014年には、「英語国際学部」を開設。英語と中国語に加えて異文化理解力などの国際力を備えたビジネスパーソンの育成を目的としています。

2018

御殿山キャンパス・グローバルタウン開学。関西外大生と留学生が「学」「食」「住」を共にする居住スペース「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」もオープン。世界の縮図のような環境で、関西外大生と留学生がともに生活し、異なる文化や価値観に対する理解を深めることができます。

2011

英語学と社会科学を融合した学びに取り組む「英語キャリア学部」を開設。英語でビジネスや国際関係、観光、教育、経済などの専門分野を学ぶことで、将来世界でリーダーシップを発揮できる人材の育成をコンセプトにしました。また、2014年には、「英語国際学部」を開設。英語と中国語に加えて異文化理解力などの国際力を備えたビジネスパーソンの育成を目的としています。

2015

「海外留学生グローバルインターンシッププログラム(KGIP)」がスタート。欧米で行われるインターンシップのように実務や実案件に携わり、日本の仕事環境を直接体験することができる本格的なプログラムです。海外の留学生が日本企業への理解を深めることで、グローバル社会で活躍する人材の育成にもつながっています。

2018

御殿山キャンパス・グローバルタウン開学。関西外大生と留学生が「学」「食」「住」を共にする居住スペース「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」もオープン。世界の縮図のような環境で、関西外大生と留学生がともに生活し、異なる文化や価値観に対する理解を深めることができます。

関西外大DNA 2

常に時代を先取りし、
進化をつづける。

創立時から一貫して「真の国際人を育成する」という使命を掲げながら、常に時代の移り変わりを察知し、柔軟に進化を遂げてきた関西外大。数々の日本初の取り組みや新学部の開設などは、「これからの社会の要請に応えるためには何が必要か」 「これからどんな学生を育てる必要があるか」という視点から生まれたものでした。

新時代の到来とともに、
関西外大は次のステージへ。
創立時から大切にしてきた
想いを受け継ぎ、
これからも
進化をつづけていきます。