関西外大の学生のアイデアで生まれた商品が大阪タカシマヤで販売

関西外国語大学の学生たちがPBL課題解決型授業の一環として「マサノヴァ・アート」(大阪府枚方市)と連携して企画・立案したオリジナル商品が、大阪・難波の百貨店「大阪タカシマヤ」で販売されている。10日(火)まで。

 

 販売されているのは、電子部品を使ったチャーム(1個1512円)で、関西外大らしさと枚方を象徴するものとして学生たちが考案したキャラクター「GOくん」「ナナちゃん」「ユウくん」をデザインした商品だ。

 ▲GOくんのチャーム
 

企画・立案したのは、外国語学部の末包厚喜教授の「総合科目E」を履修している3、4年生の2クラス21人の学生たち。北大阪商工会議所とその会員企業で電子部品を使ったアート商品で知られる「マサノヴァ・アート」と連携して、PBL課題解決型授業を実施。「関西外大らしく国際性と枚方を発信する商品をつくって販売する」をテーマに、4月から取り組んできた。


▲ナナちゃん(左)とユウくんのチャーム

 

学生たちは授業の中で議論を重ねた結果、1クラスは、関西外大のテーマ「Go for it!」を体現する「GOくん」というキャラクターを考案、もう1クラスは枚方の七夕伝説にちなんだ「ナナちゃん」「ユウくん」を考えた。それをマサノヴァ・アートがチャームに仕上げた。


▲商品が並んだ売り場
 

商品は、大阪タカシマヤの各階で10日まで開かれている大阪産の商品を集めたイベント「大阪ええモン」の一環として、3階のメンズコンテンポラリー売り場で販売されている。末包教授は「商品開発と販売の苦労を、実践を通じて学生たちに学んでもらいたい」と話している。

 

 

 

一覧を見る