留学体験談(1)韓国啓明大学校ー山本裕子さん(外国語学部英米語学科3年)

2010/7/1

 

 

1.「アジアに留学して」

私は他の国への留学経験がないので、自分の目線で英語圏留学とアジア留学を比較してどうこうとは言えませんが、韓国に留学していて「これって欲張りプランだよな~」とつくづく思います(笑)。というのも、自分の興味のある韓国語を毎日聞いて話し、授業で勉強しながら、専攻である英語も友達との会話や授業など、日常の中で使う機会が多いからです。また、経験するカルチャーショックは韓国ならではのユニークなものだったりします。話す言語の切り替えで頭が痛くなることもありますが、幸せな頭痛だと思ってがんばっています!まだ留学生活が半分終わったところですのでまとめられませんが、韓国を留学先として選んだことに後悔を感じたことは一度もありません。

2.「アジア(韓国)のパワフルさ、いい加減さ」

韓国文化を語るうえで「パルリパルリ文化」は外せないと思います。直訳すると「速く速く文化」なのですが、韓国ではご飯を食べるスピードから交通機関まで、いろいろなものが速いです。4ヶ月以上住んだ今でも信号待ちをしているとは行き交う車のあまりの速さにヒヤヒヤします。バスでは吊革や手すりを持っていないとおそらくどんな人でも倒れるでしょうし、タクシーも乗った人間でしかわからない速さです。…にもかかわらず、4車線ほどある大通りの横断歩道で信号がないことがたま~にあります。周りの人はうまくタイミングを見て渡るので私もその人たちにくっついて行くのですが、今でも慣れません。韓国のパワフルさの一つではないかと思います。安全面は少し心配ですが…。

3. 韓国で注意すべきこと」

「ポケットティッシュは常に持っておく」「足元を注意して歩く」「イエスノーははっきり」です。ポケットティッシュを持ち歩く必要があるのは、駅、公園など外出先のトイレにはかなりの高確率でトイレットペーパーがないからです。足元注意は道路が汚いためです。3つ目のイエスノーについてですが、嫌なら嫌、興味がないならない、まずいならまずい、あまり親しくない間柄でも正直にはっきりと言うほうがこちらでは好まれる印象を受けます。