谷本理事長ら新キャンパス建設現場でモックアップ使い外装選定

 御殿山キャンパス・グローバルタウンの建設工事現場で6月23日、モックアップ(実物大模型)を使った外装選定が行われた。これにより、新キャンパスの外観を飾る外装の製造が本格化する。建築工事では、外装のレンガやタイルが大量に使用され、外観にも影響するため、モックアップによる外装選定は工事初期の節目の作業となる。

▲新キャンパスに使われるレンガのモックアップを点検する谷本榮子理事長

 選定作業には谷本榮子理事長、谷本義高大学学長と担当職員数人が出席。設計業者の日建設計が用意したキャンパス中央部を占める低層建築群の外壁レンガと屋根の洋瓦、その北側に配置される学生と留学生の居住スペース「Global Commons 結―YUI―」、南側の教室・研究室棟などの外壁に使われるレンガのモックアップを見ながら、色合いや形状を細かく点検し意見交換した。


▲日建設計の担当者と新キャンパスの図書館の配置などについて話し合う谷本義高学長


 これに先立ち、谷本学長は日建設計の担当者と図書館のレイアウトについても話し合った。書架の配置、西日を防ぐ方法、ラーニング・コモンズの席数などについて、活発に意見が交わされた。
 

 工事は現在、基礎工事にとりかかった段階。この後、西側から順次鉄骨組み立て工事に移り、最も早く着工する図書館は今秋には外観が現れる予定という。

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