こんにちは。今回は私が感じたフランスとケベックのフランス語の違いを紹介したいと思います。フランス語を学習している方にまず質問です。カナダ・ケベック州でフランス語が話されていることをご存知ですか?
ケベック州にあるモントリオールは完全にバイリンガル都市で、通りが違えば聞こえてくる言語も違います。
先ほどまで英語しか聞こえなかったのに、しばらく歩いていると今度はフランス語しか聞こえない時もあります。最近は中国語もよく聞きます。とてもおもしろい街です。
そして、この街の人たちは、言語を習得することに関してとても理解のある人が多いと感じます。カフェに入り、注文をするとき、店員さんと会話をかわす際に、話を聞こうとする姿勢、理解しようとする姿勢が感じられます。とてもあたたかくていい街です。
私の住む町はケベックシティといって、本当にフランス語でみなさん生活しているので、町に出かけて現地の人と会話をすることはいい練習になるし、自分の実力の再確認にもなります。時に言葉が通じず、悔しい思いや、本当に歩きながら涙をながしてしまうときもありましたが、それでも私はフランス語が好きでこの町が好きです。
さて、本題に戻っていくつか私がおもしろいなと感じたケベックのフランス語を紹介します。基本的に、ケベックのフランス語は、フランス植民地時代に話されていた古い単語や表現が残っています。なので、初めは私がフランスで3ヶ月勉強した単語や表現が通じませんでした。少し戸惑いましたが、慣れれば楽しいものです。
靴下(日本語)Bas (バ)(ケベックのフランス語)Chaussette (ショセット)(フランスのフランス語)
靴(日本語)Soulier(スリエ)(ケベックのフランス語)Chaussure(ショスュール)(フランスのフランス語)
電気をつける(日本語)Ouvrir la lumière(ケベックのフランス語)Allumer la lumière(フランスのフランス語)
電気を消す(日本語)Fermer la lumière(ケベックのフランス語)Eteindre la lumière(フランスのフランス語)
他にもフランスにいた時は、
朝ごはん(petit déjuner) 昼ごはん(déjuner)晩ごはん(diner)を使っていましたが、ケベックに来てからは、朝ごはん(déjuner) 昼ごはん(diner) 晩ごはん(souper)を使っています。同じ言葉なのにおもしろいですよね。もちろんケベック人はフランスのフランス語で会話をしても理解するそうですが、反対にフランス人はケベックのフランス語はなかなか理解できないそうです。フランス人は古いフランス語をバカにすると聞いたことがありますが、私は昔の言葉を大切に使って、言語を守っていることは素敵な事だと思っています。
フランス語を学習している方は、ぜひ他の地域のフランス語にも興味をもってみてください。フランス語はカナダのケベックだけでなく、北アフリカでも話されています。