豪・キャンベラ大生がマンガ制作のワークショップ 研修の一環で本学来訪

 オーストラリア・キャンベラ大学の学生14人(女11人、男3人)が530日に中宮キャンパスを訪れ、国際交流センターの教室で「マンガ」のワークショップを行った。キャンベラ大学は本学の協定校で、今回の来訪は、芸術・デザイン学部でクリエイティブ・ライティングや文学を学ぶ学生の研修旅行の一環。学生たちは、日本文化の代表格として、世界に名高い「マンガ」の初歩を学び、文学の分野と視覚的芸術の違いや関わりなどを実地に体験した。

▲ 具本媛・外国語学部助教の説明からワークショップがスタート

 

 講師は留学生別科で「マンガ」を教えている具本媛・外国語学部助教。まず、マンガの制作手法について黒板で説明した。市販されているマンガの練習キットを配り、いよいよ初めてのマンガ制作に挑戦。キットは、マンガの下絵付き。白黒の点によって様々な模様が印刷されたシール材のスクリーントーン(Screen tone)を、小さな刃のトーンナイフで切り取り、下絵に貼り付ける。さらに、カラーペンで、人物や背景に彩色していった。

▲ 先生の“模範演技”を真剣な表情で見つめる

▲ スクリーントーンを切り抜き、下絵に貼り付ける
 

 90分かけて、マンガの初歩の初歩を学んだ学生たちは慣れない作業に戸惑いながらも、制作中は真剣な表情。出来上がった“作品”を眺めながら、満足そうな表情だった。ワークショップの後、キャンパスツアーも行われた。

▲ 教材のマンガ雑誌が並ぶ机で作業する男子学生

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