英語国際学部2年生の385人が英語圏・中国語圏の2カ国留学 帰国生が体験報告会

 英語国際学部の2年次、春・秋学期に英語圏・中国語圏の大学に留学した学生による、帰国後の「留学体験報告会」が1月26日、学研都市キャンパスの講堂などで開かれた。まず代表2人が留学経験者全員を前に留学生活を報告。そのあと、各クラスに分かれて、報告会が実施された。

▲英語圏と中国語圏の2カ国留学体験報告を聞く英語国際学部の2年生

 はじめに、英語国際学部長の江平英一教授が2016年度の実績を発表。春学期の英語圏留学者328人、中国語圏同214人。秋学期の英語圏同319人、中国語圏同194人の計661人で、在学生の85%にあたる。このうち、2カ国留学を経験した学生は385人だった。江平教授は「留学経験を『単なる楽しかった』という思い出にしない」「留学先での学修内容、異なる文化・習慣の中での経験や人とのコミュニケーションの成果をまとめる」などの振り返りを忘れないよう促した。

 

 体験報告で、オーストラリア・ディーキン大学と天津外国語大学に留学した2年生、清水咲希さんは、留学のメリットとして「自発的なコミュニケーションがとれるようなったこと、柔軟な考え方ができるようになったこと」などをあげ、反省点では「ナマの中国語に触れる機会が少なかった」として、今後は「中国人留学生の留学生活のサポートで役立ちたい」と話し、「留学生活で得たすべての経験が自分の力になった」と結んだ。また、天津理工大学とニュージーランド・クライストチャーチ工科大学に留学した同、小澤玲夫君は「ラグビーを通しての交流で会話の機会が増えた」として学内で月間賞を獲得したことを紹介。今後は、語学検定に積極チャレンジしたいと抱負を語った。

▲各クラスに分かれて行われた報告会

 第2部では、留学経験者が各クラスに分かれ、クラスアドバイザーを前に留学先でのエピソードや3年次に向けての意気込みを話した。▷留学中の目標「100人の友人をつくる」ことが達成できた▷ホストファミリーとの折り合いが上手くいかなかった▷中国留学で、韓国人とも仲良くなり、韓国語も話せるようになった―など、留学生活を楽しみながら振り返っていた。

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