第2回オープンキャンパスは中宮単独で開催


▲オープニングセレモニーで熱心に聞き入る参加者 

今年度の第2回オープンキャンパスが5月31日、中宮キャンパス単独で開かれ、高校生や保護者ら約960人が訪れた。同時開催された文化博覧祭の展示発表や演奏会、模擬店などを楽しみながら、思い思いに「関西外大の1日」を過ごした。


▲「まず一歩踏み出しましょう」と呼びかけた﨑山瞳さん 

谷本記念講堂でのオープニングセレモニーでは、谷本義高大学学長が英語キャリア学部と英語国際学部の特徴を説明。入試業務課・嶌岡忠彦次長の2016年度入試概要説明に続き、昨年5月まで1年間、米・テネシー大学ノックスビル校に専門留学した英語キャリア学科4年の﨑山瞳さんが「英語に加えて経済学を勉強しようと入学しました。様々な授業を通して国際関係論に興味を持ち,ゼミにも参加。留学先でも国際関係論や平和学を学びました」と体験を披露。出身地の沖縄・八重山諸島には、「一人が動き始めれば、やがてみんなも引っ張られ動き始める」という意味のことわざがあるといい、「勇気を持って一歩を踏み出しましょう」と呼びかけた。


▲テポ講師の体験授業は日本語禁止 ​

 午後からは、教室や学生ラウンジで留学制度説明や個別相談などが行われた。体験授業は7号館の各教室で20分ずつ3回開講。早期留学直結プログラム担当のS.テポ外国語学部講師は「楽しくTOEFLの勉強を」のテーマで、TOEFLスコアアップの入門編を高校生に講義した。まず、「No Japanese!」と声をかけ、単語の語尾を書いたカードを品詞別に分類したり、TOEFL問題を解かせたりして授業を進めた。一方、「TOEIC文法問題にチャレンジ」がテーマの柊元弘文・短期大学部教授は、ビジネス界で重視されるTOEICの年間受験者が240万人を数え、2013年に英語検定を追い抜いたことを紹介。「試験時間は2時間だが問題数は200問。素早く解くために集中力が必要」と話し、参加者に可算名詞と不可算名詞にかかわる簡単な文法問題を出し、TOEICを疑似体験してもらった。 


▲盛り上がった英キャリ生と話そうの会場 

また、7号館であった「英語キャリア学部生と話そう」の会場では、学生や参加した高校生がすぐに仲良くなり、教室全体が盛り上がった。


▲留学を体験した外大生が高校生の質問に答えた 

国際交流センター1階ラウンジは、「Look to your future!」と題した「留学経験のある外大生と話そう」のコーナー。15のブースを設置し、各国に留学した関西外大生が高校生のさまざまな質問に答えていた。

次回オープンキャンパスは6月21日(日)。学研都市キャンパス単独で行われる。
 

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