短期大学部の学生たちが課題解決型授業(PBL・有本昌剛教授)の一環として、創作和菓子店「菓楽(かぐら)」(枚方市中宮北町)と連携して考案した新作和菓子「たまてばこ」が9月末まで、同店で販売されています。

4月23日、店主の横山侑紀さんを迎えて、和菓子作りの実演を含めた特別講義が行われたあと、課題が提示され、学生たちは約3ヶ月かけて新しい和菓子を企画・提案し、商品化につながりました。

新作和菓子「たまてばこ」は、御伽草子「浦島太郎」から着想し、カップに入った涼しげな和菓子になっています。上からバタフライピー(ハーブ)のジュレ、有機宇治抹茶の白玉、丹波大納言粒あん、カモミールジャーマン(ハーブ)のムースが層になっていて、それぞれ海、亀、黒真珠、宝石を表現しています。学生たちは「私たちのアイデアが形になってうれしい」と話していました。

