先生との距離が近いのが、外短のもっとも大きな特徴の一つ。授業やさまざまな活動にしっかり取り組むことができるのは、先生方の熱意と指導力があるからこそ。貴重な大学生活を、そんな先生たちと過ごしませんか?
There are three objectives of this course. The first objective is to raise your awareness of the world around you. The next objective is to deepen your understanding of it. The final objective is to help you find ways to be a positive influence on others and your environment. Practicing a wide variety of personal, cultural, and global topics will help promote your self-confidence and lead to a wider perspective. Being proactive and engaged will bring you success! I look forward to having you in my class!
Born and raised in Colorado, U.S.A., Linda is currently living in the beautiful city of Kyoto.
I am dedicated to helping people discover their authentic voice and true potential.
My vision is to raise awareness to co-create a more compassionate, inclusive, and loving world.
Integrated English D looks at social issues in the world through English, as well as practical aspects such as how to better structure our thoughts, writing, and presentations on those issues in that language. This class goes more in depth than what was initiated in Integrated English B by emphasizing longer essays and more detailed presentations. These essays, class discussions and presentations are the core of the class, though various activities may “pop-up” from time to time! The real classroom experience comes from the combination and dynamics of our classmates and the backgrounds and opinions they bring.
Although born and educated in the U.S.A., I have lived most of my life in Japan. I raised my family here in the countryside of Kyoto. Academically, my interests are in anthropology and other sciences. Artistically, my interests lie mainly in photography. Teaching is my passion!
相手に伝わる日本語を身に付ける、それがこの授業の根っこです。漢字を間違えても、送り仮名を間違えても、もちろん言葉を間違えても、「相手に伝えたいこと」がすんなり伝わりません。意見や立場が異なる人に言いたいことを伝えるのにも、いろいろ配慮が必要です。「漢字難しくて嫌い」「敬語なんかなければよいのに」と思っている人、ちょっと待ってください。コミュニケーション力とは、誰かほかの人とつながれる力です。なんとなく伝わる、ではなく、しっかり伝え理解しあうための日本語が必要なのです。この授業では、そのような日本語表現の技術や考え方について授業しています。
また、言語は文化です。日本語の背景にある日本の文化、ものの考え方についても知識を蓄えてもらえるような授業をめざしています。
児童文学を読みふけり、植物図鑑を抱えて野を駆け巡った植物学者志望の小学生は、ブラスバンド命の中高生を経て大学の文学部に入りました。大学学部・大学院では国語国文学を学びました。かつてのリケジョ小学生は現在、伝承文学を専門にしています。大学在学中は『今昔物語集』など書かれた説話を扱いましたが、卒業後、昔話など民間伝承も調査研究、その流れで児童文学・児童文化も研究しています。子どもの時も、おとなになっても、世界は不思議に満ちています。私が研究している「お話」は、その不思議を言語化したものだ、とつくづく思います。
企業から出された課題について、学生が解決策を考え、企業にプレゼンテーションを行うといった、いわゆるPBL (Project-Based Learning=課題解決型学修)に取り組む授業です。例えば、旅行会社に新たなプランの提出をしたり、人材教育サービス企業にパンフレットのリニューアルを提案したり。連携する企業の方からアドバイスをいただきながら、学生が主体となって、社会での仕事の疑似体験とも言える取り組みを進めるなかで、人間力を高めることが一番の目的です。サービス・ホスピタリティ業界を意識していますが、そのワクだけにとらわれず、大手有名企業や地域に密着した中小企業・商店など、幅広くコラボレーションを展開。学生たちもこの授業を通じて、自らの確かな成長を実感できているようです。
大阪府立高等学校教諭を経て、1997年より大阪府教育委員会で勤務。人権教育や社会教育における参加体験型学修の研究・実践に取り組むとともに、高等学校における知的障がいのある生徒の教育環境の整備等を担当。
2009年から2013年まで、大阪府立高等学校の校長を務め、2013年4月より現職。
アクティブラーニングにより展開する教職教育やPBL(Project-Based Learning)に取り組む。
この授業は、2年生の秋学期つまり短期大学部生にとって最終学期に履修する英語必修科目です。集大成としてこれまでに培った英語力を駆使して、さらに読む・書く・聞く・話すの四技能を向上させることを目的としています。ただし、英語を学ぶのではなく、地球規模の問題(Global Issues)についての英文を読み解いたり、その問題に対して自身の意見や解決を図るために必要な行動を英語で発表したり、エッセーを書いたりするContent-based Approach(内容中心教授法)を採用しています。英語力向上だけでなく、地球に住む一員として地球規模の問題に対して当事者意識を持って行動を起こすことができるように指導しています。
大学生の時、カナダに2度短期語学留学に参加。1996年に日本語アシスタント講師としてオーストラリアのゴスフォード高校で1年ほど勤務。翌年から英会話学校で講師として従事。2000年から2007年までアメリカのオハイオ州立大学に大学院留学。社会科とグローバル教育を専攻して修士課程・博士課程を修了。2008年より現職。主にIntegrated English A・CやAcademic English for Global Issuesなどの英語必修科目を担当。
この授業では、TED Talksを使ってクリティカル・シンキング力の向上を目指します。クリティカル・シンキング力(分析・評価・推論・統合・内省からなる批判的・論理的思考力)は、最も重要なアカデミックスキルの一つですが、その能力の低下が危惧されています。例えば、この授業では、次のような質問から始めます。「大阪地裁がフラダンスの振り付けに著作権を認めた判決は妥当か」。ほとんどの学生が妥当だと答えます。さらに、「ヒップホップダンスに著作権がないのは妥当か」と尋ねます。学生は答えに詰まってしまいます。その後、著作権が、ほぼ皆無であるファッション界に関するTED Talks を見せると、学生たちは、異なる事例内容を、分析・評価・推論・統合し、新たに独自の意見を築き上げていきます。短時間で大きく成長する姿は、学生が持つ可能性を確信させてくれるもので、大変うれしい瞬間でもあります。
The University of Kansas 大学院にて修士号取得。1985年から1991年までアメリカで過ごし、限られた時間で、「なんでも見てやろう」精神で学生、清掃員、派遣社員、会社員、日本語教師と、いろんな経験をしました。老後は夫の実家があるニューヨークに戻り、ボケ予防に、すべてのアートギャラリーを巡り、刺激を受けたいと考えています。
自分の気持ちを表現するエッセーや、考えを人に伝える小論文を書くことを通じて、デジタル社会で希薄になりがちな「国語コミュニケーション力」を磨きます。講義は、計30コマで行い、徹底した執筆作業に加え、新聞記事を使った日本語の音読、語彙力の強化やディスカッションを組み合わせ、参加者が、「書ける実感」を得ることができるように工夫しています。ライティングの講義でありながら、学期末には、グループによるプレゼンテーションも実施します。自分の意見を披露する方法が、ライティングの小論文の展開と同じといってよいからです。アスリートの練習のように、素振りから試合でのプレーまで、少しずつ、毎日積み重ねて実力を付ける演習型の講義です。
大学を卒業後、新聞社で30数年間、記者として働きました。目標であった外国特派員を経験し、その後は朝刊の編集長として働くこともありましたが、自分の文章を上手であると思ったことは1度もありません。今も「修行中」のままなのです。しかし、書くことは好きですし、人に会うことが楽しみです。わからないことにぶつかったのなら、とにかくハードルを越えようとあがいてきたように思います。そうした中で感じたこと、思ったこと、そして数多く失敗したことを皆さんに伝えながら、講義を組み立てたいと思います。
文字通り “Learning by doing” 、英語を使って学ぶ、「とにかく使う」ことを通じて英語修得を目指す科目です。
週一回の授業では、先生とクラスメートと、めいっぱい英語を使いましょう。間違えることは、進歩・向上へのファーストステップ!授業外の練習も、毎日2~3時間は確保しましょう!「音読」するだけでも、楽しく「多読」するだけでも、OK!それから、「多聴」も!ネ。
Integrated English A, B, C, & D や、College English Grammar A & B, との相乗作用で、皆さんの英語力が、基礎から応用まで、大きく飛躍、向上することを目指します。
英語と接する、英語と付き合う、ことを毎日毎日の良い習慣にしましょう!気がついたら、英語が貴方の身体の一部になっていることでしょう。
府立・国立の計3高校で15年余り、短大・四大で20年余り、英語教育を担当してきています。さらに、附属中高の校長や、中高大の理事長も経験。
オーストラリアの大学院への留学や、米・英・豪の3か国のご家族との「ホームステイ」も経験。国際結婚も継続中。(” Thank you!”) ライフワークの教員生活は、容易ではありませんが、まさに生き甲斐。「人生って、うれしいものですね!」
関西外国語大学短期大学部は、”キャンパスは地球”の素晴らしい短大、世界一の短大です。ここで無限の可能性をもった皆さんと出会えることを、心から嬉しく感じます。選んでいただき、ありがとうございます。深謝!
英語のこと、人生のこと、仕事のこと、何でもご相談くださいね!(^_^)
短期大学部では、英語教員を目指す学生たちが英語科教育法を学んでいます。「英語嫌いだった」「授業が理解できなくて困った」といった苦い経験から英語教員となり、わかりやすい授業ができる教員になりたいと願う人や、「良い先生に出会えたから英語が好きになり英語教員を目指す」という人たちもいます。小学校の英語教育が教科として本格的に導入されたことから、英語嫌いになる人が増える傾向がみられます。児童・生徒が目を輝かせて英語を学ぶ機会を提供できる教員を目指しましょう。そのために、英語科教育法の学びを通して英語力・指導力・人間力を高め、魅力ある英語教員として成長しましょう。時代に即したグローバル人材育成を意識した、多様な指導ができる教員になってもらえるよう、私も日々研究を重ね、発音指導を含む様々な指導法の紹介をしています。特に、Z世代を指導する教員に求められるICT活用法やVRを使用した指導法などにも力を注いでいます。
大学生のとき、教育実習先の高校で英語が嫌いな生徒さんたちの存在を知った時から、英語教育への情熱を持ちました。大学院在学期間に幸運にも公立・私立高校にて教壇に立たせていただきながら、英語嫌いな人や理解ができないで困っている人に自分は何ができるのか考え、英語嫌いにさせない教員の育成に関わりたいと願い大学教員となりました。趣味はミュージカル鑑賞とフラメンコ舞踊です。
この授業では心理学における基本的な知識の修得を目指します。心理学とは何か、感覚・知覚・記憶・学習・思考・性格・発達・社会・教育など心理学に関する基本的な概念や考え方についてわかりやすく解説します。理解を深めるために、必要に応じて心理学実験や調査を通したワーク、映像教材などを授業に取り入れています。
受講者が心理学の基本的な知識を習得し、心理的現象に関して、科学的・客観的に思考できるようになることを目指しています。また、心理学の知見を用いて自己分析や自己理解を深めることによって、対人関係の構築力やコミュニケーション能力を高めることも目標としています。
中国のハルビン出身。中国の高等学校英語教諭を経て、神戸大学大学院に留学し、2005年より日本の大学で心理学や中国語に関する授業を担当。2019年4月より現職。
専門分野は教育心理学であり、特に文化心理学の観点から人間関係について中国と日本の比較研究を行っている。また、発達環境や社会性の発達についての研究や学習動機づけについての研究にも取り組んでいる。
国際関係論は、世界で起きている戦争と平和の問題に向き合う学問分野です。国際ニュースなど報道の背景にある、対立と共存が可能となる原因や条件について理解を深めることは、私たちの生きる「今」の世界を知ることに役立ちます。
広い世界に出てゆくためには、英語など語学だけでは十分ではありません。ツール(道具)としての語学が活かせるのは、サブスタンス(中身)を充実させてこそ!グローバル化した世界に対応できる知識を共に学びましょう。
静岡県立大学で国際関係論に触れ、その理解を深めるべく神戸大学の大学院へ進学しました。大学院在学中に、トルコ共和国への留学や外務省での調査や分析の業務に従事した後、2020年より関西外国語大学短期大学部准教授。
大学生だった頃にコソボ紛争が起き、大学院に進学した年に9・11がありました。先生方の話を聞いては考え、興味・関心を同じくする友人たちと議論したことが、今日に続く思索の源泉です。
短期大学部では、関西外国語大学への編入学を目指す学生が半数以上を占めていますが、この講義は関西外大以外の他大学編入学を目指す方に向けた講義です。
他大学編入学について、今の時点では分からないことが多いかも知れません。しかし、本学での学びなどを通じ、例えば「国公立大学や他の私大に行きたい」「経済学や社会学の勉強を専門的にしたい」など、新たな挑戦を目指す学生もいます。そして、このような場合でも、実は皆さんが2年間で身につける英語力が大きな武器となります。もちろん容易に達成できるものではありませんが、努力を重ねて難関大学と呼ばれる大学に編入学する学生も数多くいます。
少しでも興味がある学生の方は、ぜひ講義を受講してチャレンジしてみてください。
学生時代は、大学・大学院で都市政策やまちづくりなどについて専門的に学んできました。そして、本学着任後は先に述べた編入学の講義など進路関係に関わる講義を主に担当しています。
また、休日は2人の娘と遊びつつ、学生時代から続けるサッカーをしています。気持ちだけはまだまだ皆さんに負けず若いつもりでいますので、学生生活で何か相談などがあれば気軽に話しかけてください。