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2019.05.20

「K.G.C.ベーシックス」で自校教育 谷本理事長が特別授業

 短期大学部1年生に向けた「K.G.C.ベーシックス」の全体授業が5月15日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれ、谷本榮子理事長・短期大学部学長が特別授業を行いました。

▲関西外大の歩みを説明する谷本理事長

 谷本理事長は、1945年の「谷本英学院」創設、1953年の「関西外国語短期大学」設立にさかのぼり、「関西外大のルーツは、みなさんが学んでいる短期大学部です」と関西外大の歩みを説明。「みなさんが生きるこれからの時代は、AIや先端技術の発達などにより変化の激しい社会になります。『K.G.C.ベーシックス』の授業を通して、AIには果たせない真に人が果たすべき役割を考え、実行できる人材をめざしてください」と激励しました。

 続いて、本学の短期大学士と留学先大学の準学士、2つの学位を最短2年半で取得できる「短期大学部ダブル・ディグリー留学」で米・マーセッドカレッジへ留学した西ちひろさんの活躍を紹介しました。西さんは、米国で1年間の就業体験(Optional Practical Training)制度を利用し、ハワイの日系旅行会社で勤務。その他、2018年4月に外国語学部英米語学科に3年次編入した岡本明香音さんは、2カ国留学に挑戦し、1カ国目のアメリカで専門分野を学んでいることなど、就職のほか、本学や他大学への3年次編入学、ダブル・ディグリー留学など多様なセカンドステージの選択肢があることを説明しました。

▲感想を述べる高原菜々子さん

 最後に受講した学生を代表して、高原菜々子さんら4人 が全体授業の感想を述べました。高原さんは「関西外大の歴史を学び、外大の魅力をより理解できました。編入や留学などセカンドステージの選択肢がある短大に入学できてよかったです。2年後の進路に向けて、文武両道で臨みたい」と話していました。

K.G.C.ベーシックス

 ▲K.G.C.ベーシックの5つの修得目標

 卒業後のキャリア形成に必要な知識や人間力 の養成を目的とした、短大独自の授業。 クラス担任 のきめ細かい指導のもと、学生生活を有 意義に過ごす方法や、自己分析、自分の将来につ いて考えるライフプランニング、コミュニケーション力等 を養います。