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2019.12.13

今年最後の「K.G.C.ベーシックス」全体授業 2年生は短大生活の総括

 今年度最後となる短期大学部生の必修授業「K.G.C.ベーシックス」の全体授業が、12月11日、1年生、2年生、それぞれを対象に谷本記念講堂で行われました。


◆2年生◆

 「短期大学部2年間の学びの総括」をテーマに明石一朗教授のファシリテーションで全体授業が進められ、短大部2年生の清田日南子さん、上田開登さん、苧原杏実さん、橋本果歩さん、福留菜月さん、菱木健太郎さん、橋本健汰さん、河北凪紗さんら8人の学生が短大での2年間を振り返り、自身の体験談をそれぞれ披露しました。

▲内定までの道のりを語る清田日南子さん

 清田日南子さんは、短大での2年間を一言で表すと「『つなげる』です」と話し、短大だったからこそ、進路に早く向き合い目標だった国内航空会社 客室乗務員の内定を獲得できたと話しました。その中で、学内で実施されている「エアライン受験対策講座」を受講し学部の4年生と一緒に頑張ったエピソードを述べ、就職をめざす人は「行きたい会社に自分を合わせるのではなく、素の自分でいることが大切です」とエールを送りました。

▲3年次編入学のエピソードを話す​橋本健汰さん

 橋本健汰さんは、短大で受講した経営学の授業がきっかけで、経営についてもっと専門的に学ぶため和歌山大学への3年次編入学を決めたと話しました。編入学に向けてTOEICなど英語試験の点数を上げるために取り組んだことや、面接の練習や志望理由書の記入など編入学をサポートする「社会科学特別演習」の授業が役立ったことなどを自身のエピソードを交えて紹介しました。最後に、実業家の稲盛和夫氏の「人生で起こる出来事は自らの心が引き寄せたもの」という言葉を挙げ、「努力した結果、3年次編入学が決まりました。みなさんも自分の夢に向かって頑張ってほしい」とエールを送りました。

▲体験談を発表する学生たち

◆1年生◆

 「進路選択と春休みの過ごし方」をテーマに全体授業が行われ、冒頭、阿部奈南教授が進路を実現に向けての心構えを話しました。続いて、本学の外国語学部へ3年次編入学が内定している山本美海さん(短期大学部2年生)、濱田光次郎さん(同)、国内ホテルの内定を得た大京由依さん(同)、短大から3年次編入学し、国内航空会社 総合職の内定を得た長嶺侑季さん(外国語学部英米語学科4年)が後輩たちに体験談を披露しました。

▲3年次編入学をめざす学生にアドバイスする山本美海さん

 体験談を発表した一人、外国語学部英米語学科への3年次編入学の内定を得た山本美海さんは、「推薦選考は、学内成績に加え、TOEFLやTOEICの英語試験の点数も大切です」といい、英語に慣れるために海外のニュースサイトを活用した英語の勉強法を取り入れたと続けました。