新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、本学では春学期の授業は、オンラインとなりました。5月11日から2週間、プレオンライン授業の期間が設けられ、5月25日から本格的に授業が始まっています。

今回、はじめてオンライン授業に取り組むことになりました。短大部の教員たちは、チームを立ち上げ、オンラインという環境で、どのようにすれば授業の質を維持し、学生の学ぶ意欲に応えられるかなどさまざまな課題を検討し、事務局と連携し準備を進めました。

オンライン授業のプラットフォームとして学生の利便性が高い「Cloud Campus」を導入し、「K.G.C.ベーシックス」など短大ならではの科目をオンライン環境で効果的に学べるよう工夫しています。そのほか「Blackboard」や双方向型授業が行える「Zoom」など、それぞれのオンラインツールを活用し授業を進めています。

谷本和子副学長・教務部長は「人間力の養成を目的とした『K.G.C.ベーシックス』では、どのように授業を展開するか短大部の先生方が議論を重ね、撮影・配信方法にあたっては教職員が協働して取り組み、オンライン授業だからこその充実したコンテンツを作成しました。学生がオンラインで効果的に学べるよう「ブックエンド・アプローチモデル」などを参考にして、１回の授業を複数の章立てにしています。オンライン授業がはじまり3週間近く経ちますが、学生たちは『Cloud Campus』をプラットフォームとして活用し授業を受けています。今後、『Zoom』などもさらに活用し学生のケアにも力をいれていきたいと考えています」と話していました。