入学式が行われ、3444人が外大生に仲間入りしました
入学式は3回に分けて挙行され、大学院と4学部の新入生2852人に対しては大庭幸男学長が、短期大学部の新入生592人に対しては谷本和子学長が、それぞれ入学を許可し、告辞を述べました。また谷本榮子理事長が祝辞を贈りました。
大庭学長は、ドイツの小説家、ジャン・パウルの「人生は一冊の書物に似ている」という言葉や、空海の言葉「心境冥会にして道徳玄に存す」を紹介し、大学での学びの姿勢について「明確な目標を持ち、主体的に学び続けることです」と述べました。そして「一度目標が定まれば、進路が整理され行動に集中しやすくなります」「学ぶことの意義を理解し、自らの意思に基づき興味や関心を追求することで、血となり肉となります」と話し、大学生活のスタートにエールを送りました。
▲告辞を述べる大庭学長
谷本学長は、中国の思想家、荀子の「額はその人に近づくより便なるはなし」との言葉や、常に新しいことへの挑戦を続けたウォルト・ディズニーの言葉を引用し、「教えてもらうという受け身の学びから、自分からやってみるという積極的な攻めの学びへと、自らの姿勢を変えなければなりません」と話しました。そのうえで「好奇心を持って挑戦する。そうしてこそ、皆さんが手にするものは何倍も膨らむことでしょう」と述べました。
▲告示を述べる谷本学長
また谷本理事長は、イギリスの桂冠詩人、ジョン・メースフィールドが「この地上にあるもので大学ほど美しいものはほとんどない」との言葉から「これはキャンパスの快適さを指したものではありません」とし、「大学は無知を憎む人々が知ることに努め、真理を知る人たちが他の人々の目を開かせようと努力する場所だからこそ大学を賞賛しました」と話しました。そして「皆さんの熱意に応えるすばらしい先生方に着任いただいています。皆さんの求めに必ず応え、輝く未来への扉を開いてくださるでしょう」と述べました。
▲祝辞を述べる谷本理事長
【大学院、英語国際学部、英語キャリア学部、国際共生学部】
大学院と3学部の入学式は午前に行われ、次の入学生代表がそれぞれ誓詞を読み上げて入学を許可されました。
大学院=14人
入学生代表・篠原日菜子さん
英語国際学部=757人
入学生代表・山本真子さん
英語国際学部3年次編入学=76人
入学生代表・塩治真友美さん
▲(左から)篠原さん、山本さん、塩治さん
英語キャリア学部英語キャリア学科=143人
入学生代表・長谷川美希さん
同小学校教員コース=39人
入学生代表・山家陽香さん
国際共生学部=71人
入学生代表・増岡小夏さん
▲(左から)長谷川さん、山家さん、増岡さん
在学生を代表して、英語キャリア学部4年の茶円尊子さんが歓迎のことばを述べました。茶円さんはカナダでの専門留学の体験を紹介し「留学やクラブ・サークルなどさまざまなことに挑戦してください」と訴え「挑戦して成功することも失敗することもありますが、そこに学びがあり、きっと皆さんの力になります」とエールを送りました。
【外国語学部】
外国語学部の入学式は正午から行われ、次の入学生代表がそれぞれ誓詞を読み上げて入学を許可されました。
外国語学部英米語学科=784人
入学生代表・赤田結南さん
外国語学部スペイン語学科=287人
入学生代表・石山菫恵さん
外国語学部3年次編入学=211人
入学生代表・橋崎真奈さん
▲(左から)赤田さん、石山さん、橋崎さん
外国語学部
英語・デジタルコミュニケーション学科=242人
入学生代表・澤井壱和さん
外国語学部国際日本学科=220人
入学生代表・岩切勇成さん
▲(左から)澤井さん、岩切さん
在学生を代表して、外国語学部4年の渡邉陽菜乃さんが歓迎のことばを述べました。渡邉さんは「米国への留学では貴重な体験を経て幅広い視野とコミュニケーション能力を身に付けました」と振り返り「失敗や困難にぶつかることがあっても自らの選択と周囲の支えを忘れずに自己成長してください」と述べました。
【短期大学部】
短期大学部の入学式は午後に行われ、次の入学生代表が誓詞を読み上げて入学を許可されました。
英米語学科=486人
入学生代表・杉田朱里さん
未来キャリア英語学科=106人
入学生代表・小林藍来さん
▲(左から)杉田さん、小林さん
在学生を代表して、立石陽衣さんが歓迎のことばを述べました。立石さんは自らの米国への語学留学の体験を紹介したうえで「大学は目標や将来の夢を見つけ、叶えるために努力する場所です」と話しました。そして「自ら積極的に行動することはもちろん、大きな選択をしなければならないときがあります。本学には必ず背中を押してくれる人がいます」と新入生を励ましました。
▲(左から)歓迎のことばを述べる英語キャリア学部茶円さん、英米語学科渡邊さん、短期大学部英米語学科立石さん
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