32の国と地域の外国人留学生ら550人が参加して9月入学式が挙行されました

 9月入学式が8月26日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で挙行されました。大学院の入学生2人と英語国際学部3年次編入生15人に、32の国と地域から受け入れた外国人留学生を合わせ計550人が参列しました。


▲外国人留学生ら550人が入学式に臨みました

 大学院入学生を代表して包新業さん、英語国際学部3年次編入生を代表して孫燁さんがそれぞれ誓詞を読み上げて、大庭幸男学長から入学を許可されました。


▲誓詞を読み上げた包さん(左)と孫さん

 また留学生別科生を代表してテディ・クインさん、英語国際学部交換留学生を代表して金宜琳さんが、それぞれ宣誓文を読み上げました。


▲宣誓して宣誓文を手渡すクインさん(左)と金さん

 続いて大庭学長が英語で式辞を述べました。大庭学長は、"engagement"という言葉を取り上げました。「インターネットを通じてさまざまな情報を簡単に入手できるようになりましたが、実際に社会とかかわりをもって学び経験することとは違います」と話し「理解の深さは"engagement"の程度で異なります」と述べました。そして国際交流プログラムや留学奨学金制度をつくった米国の政治家・ウィリアム・フルブライトの言葉を紹介し、「皆さんの日本との"engagement"が多くの実りをもたらすことを祈ります」と激励しました。


▲式辞を述べる大庭学長

 続いて、在大阪・神戸米国総領事館のニール・ムラタ領事が祝辞を述べました。自らの学生時代のアルゼンチンへの留学体験を踏まえて「皆さんは今日、自国の大使になりました。ぜひ日本語を深く学んでください。友人をつくり、日本の価値観を理解し、日本の視点から世界を見ることができるようになります」と話しました。そして「関西外大でのすばらしい冒険にようこそ。あなたの留学は輝かしい未来をつくるのに大いに役立つでしょう」とエールを送りました。


▲祝辞を述べるニール・ムラタ領事

 また、留学生別科日本語ディレクターの鹿浦佳子教授は「関西外大との関係は生涯続くものです。皆さんに最大級の教育を行います。仲間と共に高め合ってください」と話しました。


▲祝辞を述べる鹿浦教授

 このあと、外大生が制作した歓迎メッセージ動画が放映されました。留学生別科の授業は8月29日に始まります。


▲授業は29日に始まります





 
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