アジアセンターの職員が中国の13大学を訪問 協定の見直しや新規協定を協議
▲福建省アモイの集美大学で
訪問を行ったのは、アジアセンター長の靳衛衛・総長補佐、北添竜大課長補佐、青木佑衣主任、劉婧茹主任の4人。訪問先は、北京語言大学、北方工業大学、北京第二外国語学院(以上、北京市)、天津外国語大学、天津理工大学(以上、天津市)、上海外国語大学(上海市)、蘇州科技大学(蘇州市)、東南大学(南京市)、大連外国語大学(大連市)、西安外国語大学、西安理工大学、西安翻訳学院(以上、西安市)、集美大学(アモイ市)。
▲北方工業大学の学生寮ラウンジ
中国の協定大学とは、2007年に協定を締結し、今日まで継続してきたが、今般の社会状況を踏まえ、再度見直しを行い、共に今後の方針について協議しました。また、各大学のポストコロナにおける様々な国際交流の変化について視察を行いました。
新規協定大学としては、中国トップレベルの東南大学(江蘇省南京市)をはじめ、日本語学科に力を入れている大学を訪問し、これからの新しい交流の可能性について模索しました。コロナ禍による停滞中、多くの大学が、大幅なインフラの整備、組織の再編、新しい形の学生サービスの開発に取り組んでいました。
▲大連外国語大学のAI教室。靳衛衛教授が特別講義を行いました
大連外国語大学では教室のほとんどを改装し、AIが実装されたカメラを設置するなど積極的に導入を進めていました。海外の大学とのコイル授業において、AIが判断したカメラワークで、より効果的に授業の状況を遠隔地と共有できるシステムとなっています。今回の訪問では、靳衛衛教授がこうした教室で特別講義を行いました。
▲北京語言大学で
北京語言大学では、今年6月に応用中文学院を新設。前身の漢語速成学院のカリキュラムやシステムといった教育面の骨格は踏襲し、さらに新たな教学内容を取り入れ、学生の就職活動の需要にも応えやすくしたということです。
応用中文学院の周鑫書記長は本学との交流について「以前のような規模(コロナ禍前は多い時で年間100人ほど)まで回復することを期待している。特に、ダブル・ディグリー留学に関して新たな方向性を開拓したい」と期待を示しました。
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