航空業界セミナーが開かれ、外大生約450人、高校生約70人が参加しました

 航空業界への理解を深めようと航空業界セミナーが11月25日に中宮キャンパスで開かれました。外大生約450人に加えて、今回初めての試みとして高校生約70人が参加しました。


▲初めての試みで高校生も参加しました

 谷本記念講堂で開かれた第1部では、日本航空の執行役員で西日本支社長の宮坂久美子さんが「JALのダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」をテーマに基調講演しました。

 宮坂さんは最初に、JALが目指すものとしてJALグループの企業理念、安全憲章、JALvision2030などを紹介し、SDGsの達成に向けて22の重点課題について180の取り組みを進めていると述べました。


▲基調講演する宮坂さん

 また、Diversity(多様性)、Equity(公正性)、Inclusion(包括性)のDEIについて触れ、「DEIを阻害しているのは無意識の偏見です」と話しました。

 そのうえでJALグループが取り組んでいる4つの取り組みとして、女性リーダーの育成・輩出▽グローバル人財の育成▽LGBTQの理解促進▽障がいのある社員の活躍推進を挙げ、具体的な施策や制度を紹介しました。

 第2部で外大生は、現場で活躍する先輩の声を直接聞きました。日本航空、ジェイエア、JALスカイ大阪、日航関西エアカーゴシステム、全日本空輸、ANA関西空港で、客室乗務員やグランドスタッフ、グランドハンドリングなどとして働く現役社員が航空業界の現在を伝えました。関西外大の卒業生7人も参加し、エアラインの魅力を語りました。




▲外大卒業生の現役社員から現場の話を聞くことができました

 一方、高校生の参加者は、今年度航空業界で内定を得た外大生4人から体験談を聞いたり、模擬授業を受講しました。また、エアライン演習室で客室乗務員になりきって接客を経験したほか、制服の着用を体験しました。




▲高校生は制服体験などで客室乗務員になりきっていました



 
一覧を見る