就活の実質本番は近いぞ!準備を加速させよう 両キャンパスで実践モードのガイダンス

 学部3年生を対象にした就職ガイダンスはいよいよ本番モードに入った。学研都市キャンパスでは1210日、企業の採用担当者を迎え、どうすれば面接を乗り切れるのかを本音で語ってもらったあと、3年生代表が模擬集団面接に臨んだ。同12日には中宮キャンパスで、面接への心構えを話したあと、内定者を受験生の想定で模擬面接を行い、学生たちに面接のイメージを掴んでもらった。

学研では、まず空港運営会社、ホテル、総合商社の担当者と学研キャリアセンター長の中野誠教授によるパネルディスカッション。「面接ではどんな点を見ているのか」「面接官がグッとくるのは、どのような時か」などについて質問した。担当者からは「質問に対して的を射た答えが返ってくるか」「こういう人といっしょに働きたいという気持ちになれる人」「面接で自分らしさが出せ、それを言える人」「しゃべりが上手くなくても、誠実さ、人柄が伝わってくる人」などと答えていた。

▲学研キャリアセンター長の中野誠教授とのパネルディスカッションに臨む企業の採用担当者3人

 このあと、3年生3人が壇上に上がり模擬集団面接が行われた。学生たちは「私には人並み外れた向上心があります」などと自己アピールする一方で、企業担当者から「最近のニュースで印象に残っていることは」との質問には答えに詰まる場面もあった。また、自己アピールに要する時間が掛かりすぎとの指摘もあった。

▲企業担当者との模擬集団面接で答える学研の3年生

 中宮では、3年生約500人が参加して、面接全般の説明があった。面接で重視されるポイントとして①コミュニケーション力②明るさ、素直さなどの人柄③入社後の可能性―などをあげ、ヘアスタイルや化粧、服装など身だしなみのチェックも重要だとした。

 模擬面接では、実際に面接を乗り切って内定を得た4年生3人を相手に、キャリアセンターの藤岡弘樹主任が面接官役となって実演した。自己PRでは、大きな発声で要領よく短時間で答え、面接でのお手本を見せた。

中宮のガイダンスで3年生を前に面接のお手本を披露する内定者3人

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