卒業生からのメッセージ
留学で鍛え抜いた
「伝える力」が、いまに生きている。
[コンサルティング]アクセンチュア株式会社
塩野 勇輔 さん(国際言語学部 国際言語コミュニケーション学科 2012年8月卒)
清教学園高校(大阪)出身
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外資系コンサルティングファームで、顧客企業の戦略立案と業務変革を支援するコンサルタント職を務めています。ときには海外拠点に出向く機会や、外国籍メンバーとの協働もあり、そうした際に外国語を活用します。
大学生の頃、私はアメリカと中国の2カ国に留学し、現地で言語や文化背景の異なる留学生たちとのグループワークなどを通して「伝える力」を集中的に伸ばしました。そこで実感したのは、母国語以外の言語で相手に情報を伝えるときは、要点を整理して簡潔に伝えるのが効果的ということ。いまの仕事でも、必要な情報について論理的で簡潔、タイムリーなやり取りが求められます。全体を俯瞰し、情報の要約を習慣的に行えるようになったのは、学生時代の経験があればこそだと感じます。
異なる国々の販売拠点の担当者を
論理的に説得し、まとめていく。
[精密機械メーカー]NTN株式会社
﨑山 瞳 さん(英語キャリア学部 英語キャリア学科 2016年3月卒)
沖縄県立八重山高校出身
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大学では国際関係論、世界経済、アメリカ政治学、ツーリズムなど興味のある科目を積極的に履修し、アメリカ留学時もそうした専門分野についてより深く学びました。異なる習慣や文化背景を持つ人たちと同じ教室で学んだ経験は、多様な考え方や意見を受け入れて一つにまとめていく力の修得につながり、さらに留学先での発表やディスカッション中心の授業で論理的に相手を説得する力も養えました。
現在の私はベアリングメーカーに勤務し、海外販売拠点からの受発注業務や物流手配など一連の輸出業務を担当。アメリカ、ドイツ、パナマといった、それぞれ異なる習慣や文化背景を持つ各国の担当者とのコミュニケーションに、大学時代に身に付けた知識や力が確実に生かされています。
世界のお客様のニーズをとらえる力を
学生時代に身に付けることができた。
[電子部品メーカー]TDK株式会社
稲田 悠人 さん(外国語学部 英米語学科 2018年3月卒)
明誠学院高校(岡山)出身
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大学時代は、オールイングリッシュの授業や留学生との交流を通して、生きた英語力の修得に最も力を注ぎました。そのうえで、3年次に語学&インターンシップ留学で渡米。現地のホテルでのインターンシップでは、お客様のご様子やお部屋の状態を観察して潜在ニーズを冷静に分析し、最適な方法を提供して満足を得る、というプロセスを体験から学びとりました。
現在は、電子部品・リチウムイオンバッテリーの営業を担当。5G基地局やスーパーコンピューターなど、大手通信機器メーカーが開発する多彩な装置に最適な自社製品が組み込まれています。顧客のニーズを的確にとらえて自社製品群のなかから適切なソリューション提案をするという仕事に、当時の学びが大いに役立っています。
留学時のスペイン語での交流体験が、
多文化への関心を高めてくれた。
[航空]日本航空株式会社(JAL)
石西 綾 さん(外国語学部 スペイン語学科 2014年3月卒)
福岡県立嘉穂高校出身
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リードキャビンアテンダントとして、国際線のファーストクラスを担当するほか、エコノミークラスやビジネスクラスのインチャージ(責任者)を務めています。
大学時代は、特にスペイン語学修に力を注ぎました。授業ではスペイン語でのプレゼンやディスカッションの機会が多かったため、留学先でもスペイン語での積極的な交流ができました。留学時に実感した、いろいろな国の方と心を通わせられる喜びが、いまの仕事に就きたいという想いをより強めてくれたと思います。ホスピタリティの授業で養われた感性は、仕事だけでなく日常生活でも生かされています。ほかにもスペインや南米の文化への理解を深める授業など、4年間での多くの学びや経験が、いまにつながっているとあらためて感じています。
小学校での外国語の教科化を見据え、
関西外大で英語への苦手意識を克服。
[教育]交野市立旭小学校
伊東 承実 さん(英語キャリア学部 英語キャリア学科 小学校教員コース 2018年3月卒)
熊本県立第一高校出身
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高校生の頃、私は英語が苦手でした。それでも小学校教員をめざすうえで、「小学校での外国語の教科化に対応するため、高い英語力を身に付けたい」と考え、関西外大への進学を選択。ネイティブの先生や留学生とともに学ぶなかで少しずつ苦手意識が薄れ、着実に英語力を高めていくことができました。また、外国語の指導法を学ぶ授業や、各教科の模擬授業などはとても実践的で、授業計画の考え方など、実際の教育現場にも通じる点が多かったと、いまあらためて実感しています。
現在は、1年生のクラスを担任。最初は何もできなかった子どもたちが、字が書けるようになったり、英語の歌を歌えるようになったりと、日々成長していくのを間近で見られるのが、何よりのやりがいです。
少しの興味から履修した秘書科目が
その後の私の人生を大きく変えた。
[鉄道]阪急電鉄株式会社
中村 梨咲 さん(短期大学部 英米語学科 2018年3月卒)
阪市立咲くやこの花高校出身
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学生のとき、秘書関連の授業を履修し、秘書に必要とされる資質や一般常識、知識を学びました。相手を気遣い、ものごとの先を考えて行動すること、さまざまな場面で適切な立ち居振る舞いをすることなど、私はどんどんこの科目に夢中になっていきました。秘書検定に挑戦して合格できたほか、ニュージーランドへの語学留学、インターンシップ、オープンキャンパススタッフなど、在学中には自分がやれることに積極的に挑戦しました。
その成果として、阪急電鉄への就職を実現。在学中に学んだ秘書の学びを生かし、総務部で役員や会社行事に関わるさまざまな手配業務や国内外の出張手配業務などに携わってきました。春からは目標としていた役員秘書に。さらに努力を積み重ねていきます。
大学時代、米国勤務において
英語以上に大事なスキルを培った。
[電機メーカー(アメリカ)]
パナソニックノースアメリカ株式会社
山田 さやか さん(外国語学部 英米語学科 2013年3月卒)
大阪府立河南高校出身
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世界最大級のECサイト向けオンラインマーケティングを立案・実行し、販売の最大化を図るのが私の仕事です。
世界最前線で発展するオンラインビジネスに携わりながら、本場のマーケティングを学び、実践できることにやりがいを感じています。
職場にはアメリカ人だけでなく、中国、香港、インド、アフリカ、ヨーロッパ、中南米など、多種多様な出身地の人がいます。英語はあくまでベースであり、大切なのは多様な文化や価値観を認める姿勢。
私にとって、その原点は多国籍の学生とともに学んだオーストラリア留学です。さまざまな価値観を理解すると同時に自らの意見を発する力を身に付けた経験は、自分を主張しながらも柔軟に周りの意見を受け入れるという、いまの仕事に通じています。これはアメリカで働くうえで、英語以上に大事なスキル。海外で働く基礎を培ったのは大学時代だと思っています。
/ MESSAGE /
関西外大で過ごした4年間は興味があること、挑戦したいことにまっしぐらな毎日でした。他人と比較するのではなく、自分の“好き”と思えることを大事にしてください。そこから道は開けます。自分の心の声を信じ、一歩踏み出して行動してみませんか?
留学生活をきっかけに
食品の専門商社をめざすことに。
[卸売]三菱食品株式会社
佐藤 理輝 さん(外国語学部 スペイン語学科 2018年3月卒)
天理高校(奈良)出身
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関西外大ではスペイン語という一から学ぶ言語に戸惑いながらも、フルスカラシップでの留学をめざしていました。
そのなかで同じ留学の意思を持つ意識の高い仲間と学び合うことで成長できました。アルゼンチンに留学中は日本食が食べられない辛さを味わい、帰国後はアルゼンチン料理がないことに寂しさを感じました。そこで自らが架け橋になりたいと思い、食品の専門商社に入社しました。
私の仕事はメーカー様から商品を仕入れ、得意先様へ製品を届けること。消費者と関わる部署ではありませんが、数々の人との交流で成り立つ仕事であり、その本質はつながりを作ること。人と人、モノとモノ、人とモノをつなぐために尽力。取引先に「あなただからこそ私は動く」といった言葉をかけてもらえたこともありました。
これからも新たなつながりを築き、会社に貢献していきます。
/ MESSAGE /
関西外大は留学の制度も協定大学数も国内随一。外国語を学ぶうえで最適の環境が提供されています。加えて、外国語以外の授業も数多くあります。先生方が学生の目標を理解し、その実現に向かって力強くバックアップしてくださいます。
ボランティアや模擬授業など
仕事に生きる経験ができた4年間。
[教育]泉大津市立穴師小学校
田中 花純 さん(英語キャリア学部 英語キャリア学科 小学校教員コース 2017年3月卒)
大阪府立住吉高校出身
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今年度は5年生の担任を務めています。子どもたちと楽しく授業ができたときや、行事などにいっしょに取り組んだときは、この仕事をしてよかったと感じます。
関西外大ではボランティアで英語の教え方や教材準備について学んだり、模擬授業で実際に指導案を作成したり、現在の仕事に直接役立つ経験ができました。
4年間一生懸命に取り組んだから、いまがある。そう言い切れる大学生活でした。
/ MESSAGE /
2020年から小学校の英語が教科化されました。小学校教員をめざす方は、英語も教えられるようにしておくと、楽しく授業ができるのではないでしょうか。関西外大の小学校教員コースは少人数で、ともに高め合える仲間といっしょに学べる環境がありますよ。
「失敗しても成長できる」という
気づきは、いまも生きている。
[製薬]参天製薬株式会社
加藤 大貴 さん(国際言語学部 国際言語コミュニケーション学科(現・英語国際学部 英語国際学科) 2013年3月卒)
大阪府立山田高校出身
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製薬会社の医薬情報担当者(営業職)を務めています。
この仕事は、顧客である医師などから「ありがとう!御社の薬で患者さんが治った」という感謝の言葉を通じて、医療への貢献を実感でき、やりがいを感じます。カナダでの留学中に気づいたのは「失敗しても成長できる」ということです。
社会人になってからもこの気づきを信じて、何事も“まずはチャレンジ”というマインドのもと、これからも成長を続けたいと思います。
/ MESSAGE /
夢・目標はありますか? —いま答えが見つからなくても大丈夫です。関西外大には夢・目標をつかむためのたくさんのチャンスがあります。あとは自分自身で行動するのみです。関西外大での学生生活を全力で謳歌し、夢・目標を見つけ、そして実現させましょう!
客室乗務員になることが
身近な目標と感じられた大学。
[航空]全日本空輸株式会社(ANA)
菊地 佳奈 さん(外国語学部 英米語学科 2016年3月卒)
福岡第一高校(福岡)出身
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客室乗務員として国際線、国内線に乗務しています。
関西外大には航空業界に関する授業・講座が多数あるほか、同じ道をめざす学生も多く、みんなで切磋琢磨できた環境で、客室乗務員になることが、遠い夢ではなく「身近な目標」と感じられた学生生活でした。
オールイングリッシュの授業を履修して英語力を伸ばした結果、TOEICスコアは815点に上昇。英語力とともに、仕事に役立っているのが異文化理解力です。さまざまな国からの留学生や先生と接したり、異文化理解に関する科目を学修したおかげで、外国人のお客様への接客や海外ベースの同僚と乗務する際も先入観を持つことなく、関心と共感の気持ちを持ってコミュニケーションできています。
これからもお客様に安全で快適なフライトをお届けできるよう努めていきます。いて、こうした力は英語力以上に役立っていると感じます。
/ MESSAGE /
将来の夢が決まっている方もまだ考え中な方も、関西外大にはさまざまなキャリアに興味を持てるきっかけや夢に近づくチャンスがあります。たくさんのことを吸収して、自信と勇気を持って自分の好きな道を進んでください。GO FOR it!
大切なのは受け身ではない行動。
その意識を培えた関西外大での留学。
[商社]阪和興業株式会社
室屋 美咲 さん(英語キャリア学部 英語キャリア学科 2016年3月卒)
西宮市立西宮高校出身
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貿易業務部に所属しており、中国、シンガポール、ベトナム、台湾、タイ、インドを担当しています。大学時代のアメリカへの専門留学では、留学生が私一人という環境で現地学生とともに学修。
理解できないときは積極的に教授のオフィスに立ち寄って教えていただくなど、常に主体的な行動を心がけました。
仕事において受け身ではなく、一歩先を見据えて行動する意識は、関西外大で培ったものだと思っています。
/ MESSAGE /
関西外大には充実した留学制度や留学生との交流など、さまざまなチャンスが広がっています。どれだけ充実した大学生活を送れるかは自分次第です。どんなことにも試練はつきものですが、勇気を持って一歩踏み出すことで世界は広がります。Believe in yourself and grab opportunities!
大学時代に知った英語の楽しさ。
それをいま、仕事にできている。
[ホテル]リーガロイヤルホテル京都
今北 果歩 さん(短期大学部 英米語学科 2018年3月卒)
京都市立紫野高校出身
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英語という言語でさまざまな国の方と会話する楽しさを学んだのは学生時代。
特にオーストラリアへの語学留学では最初はもどかしさを感じるも、日々英語に触れることで意思疎通できるように。達成感を味わった体験でした。
私の担当はフロント業務。当ホテルには毎日、外国人のお客様が数多く来館されます。
いまは英語による意思疎通とともに、その言葉からお客様の要望を察知することを心がけています。
/ MESSAGE /
関西外大に入ったら留学に行く、資格を取得するなどの目的意識を持ってください。ぜひ参加をすすめたいのは留学生と交流できるプログラムです。そこでは、英語を使ってコミュニケーションを取ることの楽しさを実感できることでしょう。