「第54回谷本杯争奪全日本学生英語弁論大会」がオンラインで開かれ、E.S.S.の渡邉陽菜乃さん(外国語学部1年)が優勝しました

 全国の強豪校の学生がスピーチ力を競い合う「第54回谷本杯争奪全日本学生英語弁論大会」が11月14日、オンラインで開かれ、「In the hope of SDGs」をテーマにスピーチした英語研究会(E.S.S.)の渡邉陽菜乃さん(外国語学部英米語学科1年)が優勝を飾りました。


▲SDGsをテーマにスピーチし優勝した渡邉さん

 2位は「Parents' Affection」をテーマにした武庫川女子大学の嶋田愛さん、3位は「I Have Never Failed」をテーマにした上智大の田村璃子さんでした。

 関西外大E.S.S.が主催する谷本杯は半世紀以上の歴史をもち、国内の大学を対象にした英語弁論大会ではトップレベルの大会です。昨年に引き続いてオンラインでの開催となったこともあり、関東の強豪校が多数参加しました。関西外大のほかに、青山学院大、上智大、早稲田大、立教大、法政大、東京理科大、聖心女子大、武庫川女子大から出場しました。

 大会運営責任者でスピーチセクションリーダーの長森好美さん(3年)は「昨年は初めてのオンライン開催でどうしようかと大変でしたが、今年は昨年の課題を改善してスムーズに運営できました。関東からもたくさんの人が参加して良かったです」と話しています。



▲(左から)堀井さん、渡邉さん、長森さん


 「国防」「セクハラ被害」「フードバリアフリー」など社会性のあるテーマや、個人的な経験・心情を基にしたスピーチが繰り広げられました。

 優勝した渡邉さんは、SDGsをテーマに取り上げ、「そもそもSDGsとは何か」「持続可能な社会をつくるために何ができるのか」「私たちの未来のために何ができるのか」を訴えました。高い英語力と鋭い発信力が評価されました。

 渡邉さんは「事前にオンラインでのスピーチのアドバイスを受けたのですが、聞いている人の顔が見えないので不安でした。来年は対面で大会ができるといいなと思います」と話していました。


▲堀井さんも切れ味の良い英語で健闘しました

  また、関西外大E.S.S.から出場した堀井桜夢さん(英語国際学部1年)は「Looking to the world」をテーマに「自分が日本人であることが嫌いだったが、初めて一人で行ったオーストラリアへの旅で日本の良さに気付いた」という体験をもとにスピーチしました。上位3位には及びませんでしたが、切れ味の良い英語で審査員を魅了しました。

 堀井さんは「聞いている人の表情が見えないので、どのように聞いてもらえているのかなと思いました。言いたいことは伝わったと思います。とても楽しかったです」と話していました。

 渡邉さんと堀井さんはともに1年で、これからの成長を期待する声が上がっていました。








 
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