小学校教員コースの国語の授業で、外部講師による「書写」の特別授業が復活しました

 英語キャリア学部小学校教員コースの国語の授業で、新型コロナウイルスの感染拡大により中断していた外部講師による「書写」の特別授業が復活しました。

 国語の授業は、塚田泰彦教授と村上明子教授が担当していますが、元中学校の国語教員で書写授業の指導に詳しい杉本喜美子さんが特別に講師を務めました。


▲元中学教員の杉本さんが特別に講師を務めました

 杉本さんは最初に「小学生時代に習字の授業が好きではなかった人はどれぐらいいますか」と問い掛けました。そして「昔は、先生から次々と指示されるだけの物足りない授業でした」と振り返りました。

 かつてのように〝言われた通りに手本を真似して書いて終わり〟ではなく、現在の書写授業は「自分で法則性を見付けて修正できる力」「みんなで考えて、話し合って修正する力」が求められていると説明しました。


▲大切にしたいのは「課題解決型」の学習です

 書写授業で大切にしたいこととして杉本さんは「課題解決型の学習を目指してほしい」としたうえで「先生は字をうまく書いて見せなくても構いません、子どもたちと一緒にコツを考えましょう」「1時間の授業で成長が実感できるように、最初と最後に書いたもので友達と交流させましょう」と指導しました。


▲実践的な指導が続きました

 続いて、受講生は実際に筆を持ち、実際に自分が教壇に立つ時を思い描きながら、筆の持ち方や点画の書き方を学びました。


▲自分が教壇に立つときを思い浮かべました

 
一覧を見る