2週間にわたり”日本”を学んだノーザンライツ大学の6人が外大での最終日を迎えました

 2週間にわたって関西外大で日本文化や日本語を学んだカナダ・ノーザンライツ大学の6人の学生が、7月14日に最後のプログラムを迎えました。

 
▲日本流「乾杯」をしました

 2週間の滞在期間中、日本語や日本をテーマにした特別授業を受講したほか、学内外で書道や着物体験、生け花、tea ceremony、塩麴の試食など日本文化を体験しました。 最終日の日本語の授業は、学びの成果を確かめるために外大生を交えて15分間の日本語だけのコミュニケーションに挑戦しました。

 授業後は、日本語を担当した河原由祐子講師や外大生とともに昼食を囲み、2週間を振り返りました。学んだ日本語を試したり母国のカナダのおすすめスポットを紹介したりするなどして交流を深めました。


▲毎日日本語を教えてくれた河原講師と記念撮影しました

 ブランドンさん
「全てにおいて先生や職員の方、学生によくしてもらいました。充実したプログラムで、日本文化の着物やファッション、生け花といった日本を代表とするものをすべて体験できて満足しています」

 

 ニッキーさん
「羅生門の話や昨日訪れたみそ店のこと、tea ceremonyなど、教科書を読むだけではわからないことを、日本で経験をすることができてとても嬉しいです」

 

 キャットさん
「リンダ先生のJapanese Cultureの授業がとても印象に残っています。今まで気が付いていなかった日本文化や文化背景を滞在中に理解できました。プログラムを通して日本をより理解できた授業でした」

 

 チェルシーさん
「毎日勉強した日本語はもちろん、連日新しい文化体験や経験をすることができました。日本に来たからこそできた体験で今後の人生でも忘れない思い出となりました」

 

 トニーさん
「元々日本のアニメやマンガが好きで、日本語に興味があったので日本語のクラスがとても思い出に残っています。中でも、文学の授業が好きで、文学から歴史背景や文化を感じることができました」

 

 ミカエラさん
「カナダでは、礼儀作法や言葉の使い方を場面によって事細かく分けません。カジュアルで過ごすことが多いのは多文化社会が背景にあるからです。日本には長い歴史があり、共通認識を持てるから事細かな決まりやルールが沢山あることを実感しました」

 
▲引率したダリン教授(右)です

 引率したダリン教授
「文化を表面的にではなく、歴史を理解して体験することができました。自分たちだけの旅行ではできなかったことを外大の力を借りて達成できてとても満足しています。教授として大学に学びを持って帰り、日本に来られなかった学生に伝えたいと思います」
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