短期大学部の第50回FD研修が開かれ、学修ルーブリックの分析結果や短期大学生の全国調査の結果について報告されました

 短期大学部の第50回K.G.C.ベーシックスFD研修が3月14日に開かれ、2023年度の学修ルーブリックの分析結果や大学・短期大学基準協会が実施した短期大学生調査結果について報告されたほか、今春から新たに導入する出欠管理システムについて説明がありました。



 学修ルーブリックについては、2018年度~2023年度の2年生と、2023年度の1年生の数値評価結果を分析しました。

 2018年度~2023年度では、2年生の能力要素の平均値ではほぼ同様の結果が出ており、9つある能力要素の全てについて1年間で数値が上昇していました。特にキャリア形成力の上昇が顕著でした。また2023年度の1年生では、年間を通じて多様性受容力をのぞく能力要素のすべてで数値が高くなっており、特に発信力が最も上昇していました。



 大学・短期大学基準協会が全国の69の短期大学を対象に行った短期大学生調査(有効回答1万4815人)について、全国の傾向と本学の傾向の違いを中心に結果を報告しました。

 短大への進学の動機について、本学は「4年制大学への編入志望」が極めて高いのが特徴で、全国の54%より30ポイント以上も高い87%が3年次編入学を理由に挙げていました。また、短大での学びとして「外国語を使う力」と「プレゼンテーション力」の伸長を自覚している学生の割合が全国平均よりも高いことが分かりました。このほか短大への評価について、7割以上が肯定的に評価しており全国平均を上回っていました。

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